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SIMPLE DSシリーズ Vol.31 THE超弾丸!!カスタム戦車(DS)EASY、NORMALをクリアした段階でひとまずの感想です。
・システム、操作性操作性はレスポンス良好で特に問題なし。
戦車の挙動が若干重めなのと、威力絶大な主砲の角度が限定されておりもどかしい点は、2Dアクションというシステムの中で戦車の特色が上手く表現されており、ゲーム性のツボも押さえられていて、私としては概ねプラス点といえます。
それらを補うためにサブウェポンやシャーシ(機動性)などのカスタムパーツもありますし。
手に入れたパーツの対応関係が分かり難いのがちょっと気になったかな?
カスタム画面まで行けば分かるけれど。
・グラフィック、サウンドグラフィックについては前回書いた通り、よく描き込まれたドット絵で綺麗。
ステージや敵メカのデザインは良くも悪くも普通?ボスで巨大な超兵器っぽいヤツは出てきてそれなりにインパクトもありますが。
ラスボスも意外性はあるし強いけど、最終最後の敵としてのインパクトには若干欠ける。
BGMはあまり印象的なものはないですが、戦争モノの映画のような曲が多く、ゲームの雰囲気にはよく合っていると思います。タイトルから流れるコンバットのテーマみたいな曲が一番印象に残るかも(笑
・バランス難易度は後半になると低難易度でも攻撃が激しくなることもあり、また戦車の機動性が高くないこともあって被弾しやすいため、それなりに難しくなりますが、1UPが沢山手に入るため、残機に任せたゴリ押しが通用してしまいます。
ライト層の多いDSなので甘めのバランス調整にしたのでしょうか。
個人的にストレスを溜めず手軽に遊べるという観点では悪い点ではないもの、NORMAL基準で判断すればヌルめといばヌルめ。
ただ、この調整が高難易度モードではどうなるか。そこはまだ未知数です。
主砲にパーツによって軌道の違いがあったり、飛行可能なパーツを装備するとサブの武器が使えなくなるなど、考えて戦車をカスタマイズし使い分けないといけない部分などはよく練られています。
・ボリュームシンプルシリーズだけに…ということもありますが、1周あたりのボリュームは結構短めです。2Dアクションなので繰り返しプレイするのが前提とはいえ、ちょっと短いかも。せめてもう2~3ステージくらいは欲しかった。
でもコレに限らずDSのゲームって出るゲーム出るゲーム、ボリューム薄いからね…。このソフトだけの問題じゃないような気が。容量少ないのかな……というよりコストダウンのために容量落としてるんでしょうけど。
・キャラ、ストーリー双子の「凛・蓮」姉妹は良い感じです。
ただストーリー上会話などはあまりないのが残念。
エンディングでは一枚絵とともに二人で会話しているシーンもありますが。
せっかく可愛くていい感じなのでもっとキャラを活かして欲しかった!
ストーリー性もちょっと薄いかな。基本的に文章で進行しますので。
話も一作品として完結しているのか、してないのか、微妙なところ。
・総評シンプルシリーズとしては良く出来た良質の2Dアクションだと思います。
内容がやや薄い点は残念だけど、下手なフルプライスソフトよりは全然遊べる。
「手軽にプレイできる2Dアクションで遊びたい」という欲求にも応えてくれたし、新品980円で買えたということも考慮すれば大満足です。
今後HARD以上の難易度をプレイして印象がどう変わるか…?
その辺はまた随時アップしていきたいと思います。
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