忍者ブログ
ブログ移転しました。詳細は最新記事をご覧下さい。
プロフィール
HN:
雨月
自己紹介:
※ブログ移転しました。
詳細は最新記事をご覧下さい。
イチオシ!
最新コメント
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
バーコード
最新トラックバック
25
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


シンギュラリティ(PS3)・クリア後雑感
時間操作FPS『シンギュラリティ』、NORMALでクリアしました!!
3種類あるEDは最終データをロードすれば一度のプレイで全部見ることができます。
3つの中では1955年に戻って全ての”元凶”と決着をつける展開がベストEDでしょうか?
ラストバトルとしてはちょっと物足りなさもありましたが、
それなりにアツい展開ではありましたね。
ただ結末はどれも後味の悪さが残るかも。ベストEDでも、博士が意外な姿に…?!
ヒロインがどうなったかはスタッフロール後のエピローグで少し見ることができます。


――以下、NORMAL1周クリア時点での感想。


※シングルプレイのみの評価です

<◎良かった点>
◎時間を操るという要素を活かしたストーリー展開、演出
◎時間操作能力(TMD)を活用するバトルや謎解き
◎序盤はスリリングで、後半は爽快なゲームバランス
◎強大なボスとの迫力のバトル
◎弾道をコントロールできる特殊武器「シーカー」の使い勝手の良さとアイデア
◎ホラー作品らしい緊張感あるゲームデザイン
◎冗長になりすぎない程度のマップ探索と、リニアなゲーム進行部分の適度なバランス
◎ボリュームは長くはないが短すぎることもなく、それなりに適度な長さ
◎2つの時代を活かしたレトロさを感じさせる舞台設定、雰囲気
◎初起動時に長いインストール不要、進行中にバックグラウンドでインストールしてくれる
◎日本語吹き替え音声のクオリティが高い


<×悪かった点/△微妙な点>
×全体の雰囲気やシステム等、バイオショックに酷似(オリジナリティに欠ける)
×武器が2つしか持てないため、使いやすい武器に終始してしまう
×SF作品にしては武器が普通すぎる印象
×強力なラスボスが存在せず、終盤が物足りない
×敵の種類が少ない
×TMD追加装備の仕様がパークと混同しやすくやや分かり難い
×無理にTMDを使わせようとするような、不自然な謎解きが若干あり
×リプレイ性が低い(周回引継ぎやトロフィー関係以外の収集要素はなし)
△字幕がない


とにかく初見での印象は「バイオショックまんまやないかい!」というのが最大の感想。
雰囲気や序盤の展開、ゲージ類などの画面表示、戦闘や成長要素などの基本システムから、
マップ内のオブジェクトを弄って反応を見たりといった細部まで、ホントそっくりです。
プレイしていくうちに本作独自の特色なども見えてはくるのですが。
バイオショッククローンではないのか?と言われても仕方ないくらいよく似た作品です。

ウリである時間操作に関しては謎解きなど障害を排除するのに使うのが多いのですが、
簡単な仕掛けが多いためかあまり時間を操るという特長が生きているとも言いがたい。
普通に乗り越えられそうな段差をわざわざ箱を復元して登らせるなど、
無理にTMDを使わせようとして不自然になってしまっている部分も若干見受けられます。
どちらかといえば朽ち果てたモノが目の前で元通り復元されていく様子など、
演出の一種としての見た目の面白さの方が意義が大きいかと思われます。
特に巨大な列車や橋を復元するシーンはちょっとした見モノ。

一方、戦闘では敵を一瞬で朽ち果てさせるようなインパクトのある効果も発揮できます。
使い方としては即死から敵を止めたり吹き飛ばしたりなどストレートな効果のものが多いですね。
オブジェやロケット弾を掴んで弾き飛ばすといった要素もありますが、これは他作品でもありますし。
イベント以外では捻った使い方があまりないのが残念。
例えば敵集団の頭上のオブジェを劣化させて落下させるとか、もっと工夫がほしかったか。

武器はSF設定のFPSにしては普通の武器が多く、
どうしても使い勝手がよく万能なアサルトライフルに頼りがちに。
そんな中、「シーカー」という発射した弾の弾道を自分で操作できて敵に命中させられる武器は
非常に特徴的かつ性能もよく、爽快感もあって使ってて楽しかったです。
通常武器とは別枠になっているのでいつまで保持すべきか考えさせられるのも面白い点。

ボス戦はなかなか燃えるデカブツとの戦闘が結構あったので強大なラスボス戦にも期待したのですが、
ラストにそういう展開が用意されてなかったのは少々物足りなかった点。
終盤、せっかく強化しても強めのザコ集団程度の相手で終わってしまうのは味気ないですし、
最終イベント地点到達直前あたりに1戦、目玉となるようなボス戦を入れて欲しかった。
ザコ敵も種類が少ないのが残念。

ストーリーに関してはなんでこうなるのか分からずモヤモヤした部分があったりもしますが、
これは時間線が狂っているという設定もあるので一概に矛盾しているというわけでもないかと。
それゆえにあの最後のイベントの展開になるのかもしれないですし。
吹き替えの質は高く(若本氏Good!)、個人的にはそれなりに楽しめた一作だと思います。
字幕は聞き逃し防止のために欲しかったのですが、元の仕様によるかもしれないので仕方ないか。

残虐表現はかなり規制されているようですが、
クリーチャー系の敵は人型でも結構バラバラになったり(手足が散乱したり)もします。
CEROの基準は相変わらずよく分からん…。

SF設定のFPSでちょっと風変わりなゲームをやりたいという人には良いかもしれません。
他と比較して強く進めるほどでもないのですが、ゲームバランスは悪くないし、
操作性も良好かつ軽快でバグやフリーズなども一度も起きなかったため
基本的な作りは良いと思います。
RAVEN制作だけあって手慣れた、手堅い作りといったところでしょうか。
あとはバイオショックファンで似たようなゲームを探している人にもオススメです。


――マルチプレイはプレイしていないのでゲーム内容自体は未評価としますが、
サーバーが日本隔離で過疎っている状況であることはマイナスと言っても良いでしょうか。
これからプレイするなら、シングルに絞ってプレイすることを前提にした方が良いでしょう。
PR
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Trackback URL
Copyright c (旧)へべれけぶろぐ All Rights Reserved
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]