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バイオショック2(PS3)
シングルプレイクリアしました!
前作と違ってラストバトルは強めの敵のラッシュだけだったけど、
前作のようなこれぞラスボス!ってインパクトのある存在もほしかったかな。
終盤はダメージ反射+回復のデコイ、敵を無力化&死体を蜂爆弾化するホーネットなど、
バランスブレイカー的な強力な能力が次々出てきて、
しまいにはビッグシスターまで仲間になって戦うようになり戦闘はますますカオスに。
NPCは予定通り全員生かした、ギルは録音による本人の言葉もあってちょっと迷いましたが…。
シンクレアは予想してたのと違ったキャラで逆に意外だったな。てっきりア○○○ポジションかと…。
エンディングは前作ほどあっさりしすぎた感もなく、かといって長すぎずで、内容も悪くなく。
(前作はスタッフロールすら流れずムービー後いきなりタイトルに戻る味気なさだった…)
謎の多いリトルシスターにまつわるエピソードが色々と体験でき、まずまずの満足度でした。
全体としては新作というより拡張シナリオパックという感が強い内容ではありましたけどね。

終盤でリトルシスターを操作するパートは前作にないちょっと面白い要素。
リトルシスター視点だとラプチャーが内装から様子まで全然違って見える。
荒れ果てたラプチャーが美しく平和な楽園のような場所に見えているようで、
彼女達が危険な場所にいる割に妙に楽天的だったのは、
見えてるものが全く違うせいだというのがよく分かります。
他に前作にはなかった海中散策など、思ったより目新しい要素もあって演出面も楽しめました。


残念なのはマルチプレイ、日本版の隔離鯖ではやはり人が全然いなくて遂に一度もプレイできず。
過疎っているというレベルではない、人が本当に「いない」のです。
何度も繋いでみましたが、これ以上粘っても無駄っぽいのでここでひとまず諦めることに…。
部屋立てて待ってたら1人来てくれたのですが、2人ではゲームが始まらないので結局無駄に…。
せめて2人からでも始められるモードがあれば。
私は基本的にシングルプレイ派だし、バイオショックはシングルのストーリーがメインだし、
過疎っているという事前情報は聞いて分かった上で買ったので、まあ諦めもつきますが。
一度もプレイできないってのは残念だけど、シングルが楽しめたので十分です。
…やはりマルチプレイゲームは日本隔離じゃキツイだろうな…。


というわけで、
以下まとめレビューです。
<まとめレビュー>
・良かった点

○新しい舞台、新しいシナリオ、新しいキャラクター
○プラスミドのパワーアップ、組み合わせコンボ
○トニックのカテゴリ分けが廃止、自由にセットできるようになった
○武器とプラスミドを同時使用できるようになった
○ドリルダッシュなどの一種の必殺技的な要素
○舞台が海中都市であるという点を上手く活かした演出、展開
○ビッグシスターをはじめ、新たな強敵の出現
○前作ファンをニヤリとさせる演出
○ザコ敵のリスポーンスピードが控え目になった
 (その分一度の出現数が増え、バランスは取れている)


・悪かった点
×インストールが長すぎ・インストールしてるのにロードも長い
 (一度マップが始まってしまえば快適だが)
×ロケーションに目新しさが感じられない
×広大なマップを隅々まで探索するのはやや煩雑さも感じる
×やることが最後まで似たようなことの繰り返し
×字幕が非常に小さく見辛い(黒ウィンドウで多少見やすくするなど工夫はされているが…)
×音声が吹き替えされていない
 (前作の吹き替えは非常に高クオリティであったことによる落差、
 また雰囲気重視のゲームで雰囲気がダイレクトに伝わり難いのは痛い点)
×敵の種類はまだ少ない、終盤は巨体系の敵の出現が連発で大味気味。
×マルチプレイは人がいない、プレイできず


――要となる戦闘はリトルシスター防衛戦や、要所要所での敵ラッシュを生き延びるなど、
多数の敵の波状攻撃を受けるというシチュエーションが非常に多い。
これは最近のCO-OPゲームなどで流行りのシステムとよく似ていると思う。
要はそれを自分一人で、超能力を駆使してこなすゲームだと思えばいい。
こうした戦闘は緊張感もあるし、こちらが強くなってくると強力なプラスミドの効力などで
戦場が狂乱の場と化すようなカオスさもありバトルそのものはなかなか楽しい。
ただリトルシスターを1人保護する度にこれが2回ずつ行われる点や、
イベントでも似たようなことを毎回するとなるとだんだんマンネリ化してくるのも事実。
敵の構成やシチュエーションを変えるなど工夫はされているが、内容は似たようなものだ。
この辺が合うかどうかが評価の分かれ目だろうか。
終盤になると巨体系の敵の出現率が高くなり、やや大味気味にも感じる。
しかしこちらも強力無比なプラスミドやコンボで対抗できるし、無限復活装置まである。
前作が簡単だったので続編では難易度を上げてくるかと思ったら、
スタッフは基本的にそういう考えはなかったようで。

この大味さは前作から続く本シリーズ独特の「味」ともいえる。
大勢で押し寄せる敵を超強力な能力や武器を駆使して片っ端から吹き飛ばし薙ぎ倒していく、
この爽快さは最近の他FPSではあまり味わえなかったものだと思う。
基本の難易度は低めな方だし、例え死んでも無限復活装置で死んだ時の状態からノーリスク復活可。
何も難しいことはないので、手軽に爽快感を味わいたい人には実に良いゲームでしょう。
本当にゲームとしてユーザーが「楽しむ」ことのみを主眼に置いて作られているように思える。
あまりカリカリしたゲームにせず、ゲームなんだから楽しければいいだろ!ってね。
(最近のゲームのカジュアル化傾向に沿った、カジュアル層へのアピールもあるでしょうけど)
…ただ新規ユーザーならシナリオの都合上、前作からやった方が良いですが。
「2」の設定やシナリオの面白味も、1をやってないとサッパリだと思いますし。
何より「1」の神懸かり的なクオリティの吹き替えと、
驚きのシナリオの仕掛けは是非体験しておいてほしいところです。

ホラーゲームとしては「1」は結構「怖い」と思わせるだけの雰囲気があったのですが、
「2」では1でネタが割れてしまったこともあってホラー感はほとんど薄れてしまっています。
個人的にあまり怖いとか不気味なゲームは慎重になってしまって進め難い感があるので、
「2」の”ちょっと薄気味悪い”程度の方が気楽にプレイできて良いとは思いますが。


何にしてもこの「2」は前作・初代『バイオショック』をプレイした、
ファン向けの作品であるという点は疑う余地も無いでしょう。
前作が合わなかった人はプレイしなくてもいいし、
前作をプレイして、もっとこのラプチャーで暴れまわりたい…!と思った人、
ビッグダディが主役であるという点に魅力を感じる人、
あるいはもっとリトルシスターと戯れたい(笑)と思っている人などは、
是非この「2」をプレイしてみてもらいたい。
(前作未プレイならまず「1」からどうぞ!)


……しかし最後まで例の「ボンバーマン病」は消えなかったなぁ(苦笑
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