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OPERATION FLASHPOINT : DRAGON RISING(PS3)・クリア後雑感
キャンペーンとFTEミッションはEASYで全クリア、
マルチプレイは数回程度プレイしてのレビューです。


<◎良かった点>
◎リアリティ溢れる雰囲気
◎一定のリアリズムを取り入れることで生まれる緊張感
◎広大なマップ
◎多種多様な装備の使い分け
◎細かく指示を出せる隊員への命令システム
◎迫力ある砲撃&航空支援
◎狙撃戦の醍醐味が楽しめるゲームバランス
◎夜間のステルスミッション
◎サウンドの出来が良い
◎質の良い日本語吹き替えと、大きく見やすい字幕で状況が把握しやすい
◎マルチプレイ:全てのミッションがオンライン協力プレイ対応


<×悪かった点/△微妙な点>
×AIのデキがいまいち
×ロケーションの変化がほとんど感じられない
×初期装備が固定でカスタマイズ不可、スコープつきライフルがほぼ必須
×リアルタイム進行ゆえに時間に追われがちなため自由度はそれほど高くない
×敵の湧き方はいかにもゲーム的な印象
×死体が消えるのが早く、武器や弾薬の補給がままならないことも多い
×武器の持ち替えがキャンセルできない(特に組み立ての必要なロケラン)
×指示コマンドは複雑で文字が薄く見づらい
×個別指示のやりにくさと、コマンドが細かい割に具体的な指示が出せない命令システム
×乗り物が少なく、広いマップを生かしきれない
×チェックポイントの入り方がアンバランスで、ハマリになる可能性もある
×合流地点の表示に従うと不利になることもあり惑わされる
×チュートリアル不足(序盤に基本的な要素の解説が多少入るが、不足気味)
×マルチプレイ:途中参加ができない


縦横無尽に動ける広いマップをどう攻めるか、という面白さはあるものの、
初期装備が固定だったり効率的な進行ルートは大体限られること、
ミッションの多くで味方の動向に合わせて遂行を急がないと味方に被害が出て、
最悪ミッション失敗になってしまうことなど、思ったほど自由が利かない印象。
そういう意味ではストーリードリヴンでリニア進行型のFPSと根幹は変わらないとも言える。
リアルタイムでのイベント進行も展開が結構早いケースが多いため、
漫然とプレイさせない緊張感はあるものの、やや窮屈な印象も受けます。
乗り物も配置数が少なく、自由に乗りまわせるほどには存在していない印象。

装備は交戦距離が非常に長いこともあってスコープの無い銃はあまり使い物にならず、
近距離用のサイトしかない武器が初期装備だと毎回マークスマンライフルを現地調達するハメに。
整備された武器よりも現地で敵の武器を奪って使う方が楽だというのはリアルなんだろうか?
終盤では対戦車戦があるのに対戦車用の弾を一発しか持っておらずやはり現地調達になる、
遅いと味方に被害が出るのでかなり急がないといけないなど、装備の面では少し不満もあり。
せめてプレイヤーキャラだけでも、出撃前にどういった装備で出撃するか、
オススメやミッション内容を参考に多少なりともカスタマイズできると良かったのですが。
持ってても使わない装備も結構あるので、余計にそう感じる。
戦闘は基本的に狙撃戦になることが多いため、狙撃が好きな人には良いかも。

おまけで、本編から独立したシングルミッションを行う、FTEモードもあります。
これは射撃部隊によるショートミッションで、装備やシチュが固定なのは同じですが、
特に時間に縛られる要素がないため自分のペースで進められる点が良いかと。
まあごく短い1~2戦闘のみで終わってしまいますし、作戦範囲も狭いエリアに限られるので、
あまり深さはなくやり込むのに向いたモードでもないのですが。

ある程度リアリズムを重視した設定であるがゆえに、一発が重く、
急所に当たると即死させられてしまうことも少なくないゲームバランスなので、
基本的に難易度は高め。EASYでも十分難しいゲームです。
それゆえに緊張感のあるプレイができますが、その割に上記のように急かす要素が多いのは難点。
しかし全ミッションがオンライン協力プレイに対応しているので、
難しければオンラインでベテラン勢に協力を要請してしまうという手も使えます。

その他問題点としては、こちらはダメージを受けると治療が必要になりますが、
敵はダメージを受けても瀕死か致命傷を受けるまでは移動や攻撃をし続けて来たり、
チェックポイントが入るタイミングによってはハマリになってしまう可能性もあり
(チェックポイント直後に味方部隊がやられてミッション失敗、など)、
またAIのデキがいまひとつで変な動きをしたり、スタックして動かなくなったりといった
不具合がたまに見られるなど、やや理不尽に感じる点もあります。
チェックポイントに関しては『ハーフライフ2』のように
2~3個前のものまで保存しておいて、万一ハマったらミッションの最初からではなく
2~3手前まで巻き戻してプレイできるようにして欲しかった。

リアリズムを取り入れたがために、とにかく人を選ぶ一作です。
高めの難易度や細かい不満点を差し引いてでも、リアルさにこだわりたい人にはオススメ。
逆にカジュアルに楽しみたい人にはあまり向かない可能性が高いです。
個人的には『FAR CRY2』くらいの自由度を期待してだけに、ちょっと肩透かし感も。
『FAR CRY2』のように装備を自由に組み合わせたり、車両が豊富で乗りまくれるゲームとは
大分違うものなので、ああいうのを期待して買うと期待はずれに終わるかもしれません。
(今にして思えば『FAR CRY2』はオープンワールドFPSとしては良く出来てた部類かと。)
あくまで決められた状況の中での自由度をどう楽しむか、それが本作の醍醐味でしょうか。

あとはやはり、協力プレイの面白さ。これが本作の一番大きなプラス点でしょう。
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