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ストライカーズ1945II(PS)PS版ストライカーズ1945IIを購入しました。
PS2でI&IIセットのものが出ていますが、今時メモカ非対応(!)だったりPS版より内容が削られてたり劣化してたりで相当評判が悪いので、ここは評判の良いPS版をチョイス。
「I」は既にSS版で十分遊びましたから、問題なしです。
(一緒に探してた「
蒼穹紅蓮隊」は目星をつけていた店からなくなってた…無念orz)
内容は「I」同様非常にオーソドックスなものですが、今時のSTGとしてはそのオーソドックスさが結構希有な存在。
始めは特徴がないゲームだと思うかもしれませんが(私もそうだった)、変なクセがないのでとっつきやすく、それでいて全体的にソツがない作りなので、やってるうちにどんどんハマっていくこと請けあい。
またステージの長さが適度で冗長になりすぎず、タメ撃ちシステムやサポートアタックのおかげでプレイが単調になるのを防ぐのにも成功していたりします。特徴的な敵弾の撃ち出し方も合わせて、全体的にキビキビとした展開になっているかと。
自機も個性的な6機種から選べるので毎回気分を変えてプレイするも良し。
オーソドックスなスタイルのSTGというと雷電なんかもありますが、PS版1・2(雷電プロジェクト)をやった限りだとあれは悪くはないものの、若干単調さや冗長さを感じる部分があるのが難点だったり…。
STGとしては問題ないのですが、前作と比較すると気になる点もあります。
演出関係、特にボスのインパクトが「I」に比べて弱いような気が…。
前作だとボス戦突入時に特徴的な音楽が流れ出したり、効果的な演出なども入っていかにも「さあボス戦だ!」という雰囲気を盛り上げてくれたものですが、本作はその辺が全般的に希薄な印象。初プレイ時には中ボスクラスかと思ってたらいつの間にかボスと戦ってて倒してたなんてことも。
ゲーム全体の流れもあまり意外性がないように感じますね。無難ではあるのですが。前作はいきなりロケットで宇宙に飛び出したり、蟹が出てきたりと荒唐無稽にも程があるだろって思ったものですが……あれくらいハッタリがあった方がゲームとしては面白かったかも。
まあゲーム自体に問題がないので、欠点というほどの欠点ではない、些細なことなのですが。
サウンド関係が効果音重視っぽくてBGMが聴こえ難い感じなのはちょっと残念かな。演出が弱く感じられるのはこのせいもあるかもしれません。
初期設定での難易度は高い方ですが8段階から細かく設定できるので、難易度や残機の設定をいじって頑張れば初心者でもクリアまでいけるはず。
上記のように基本的な作りがしっかりしてるので、低難易度でもちゃんと楽しめて達成感が味わえるようになっているのは非常に好感が持てると思います。
弾幕ゲーではないので弾幕アレルギーの人も大丈夫。
STGをこれから始める初心者にも安心してオススメできる一本です。
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