・『
CALL OF DUTY: WORLD AT WAR』デモ
人気FPS、CODシリーズ第5弾の舞台は前作の現代戦から再びWWII時代へ。
以前別記事で取り上げたこともあるので覚えてる人もいるかもしれませんが、日本軍を敵に据えたことで昭和天皇の映像や日本兵のバンザイアタック、捕虜虐殺などの描写が問題視されるのではないかと言われた作品。
案の定日本版は現時点でも全くアナウンスされておらず、日本語版発売は絶望的?!
日本人はその辺かなりルーズだから大丈夫だとは思うんですけどねぇ(笑
デモではジャングル~対空陣地でのミッションをプレイ。
序盤のジャングルは木や草などでカモフラージュした日本兵が突然現れては攻撃してくる。こちらが銃を持ってるのにも関わらずいきなり突撃してくることもあり、他のFPSの兵士と比べるとかなり異質な印象を受ける。
途中広々としたフィールドでロケット砲を使い戦車と戦う場面あり。CODというとライフルとマシンガンばかり使ってるイメージがあったけど、こういう武器や場面の変化があるのは良い点。
ここの場面は歩兵・航空機・戦車が入り乱れてのまさに大戦争といったシーンで、爆風があちこちで巻き起こっていてかなりの迫力。本当に戦場に放り込まれたような臨場感がある。
最後は対空砲の置かれた陣地。
対空砲を奪ってそれで他の対空砲を破壊するというのはナイスアイデア。
対空砲を全て破壊後、陣地の向こう側に大量の敵が出てくる場面の切り抜け方が分からずここで何度も死んでしまった。積極的に戦ってても敵が無尽蔵に涌いてきてすぐ死ぬ。
仕方ないので固定機銃を撃ったり適度に隠れたりしてたら航空機が敵を殲滅してくれてクリア。一定時間しのいでいればいいだけだったのか?
火炎放射器が一つの目玉だと聞いていたのですが、デモのステージでは見当たらず。
それらしいものを使ってるヤツがいることはいたものの…自分が拾えるものは見付からずじまい。
プロモをかねたデモならウリである部分を一度やらせてほしかったものですが。
というか敵を焼き殺してみたかったんですけどね!(ォィ
(…もしかしたら見落とした可能性も?)
開発元がCOD3のところなので不安視する声もあったそうですが、蓋を開けてみればよく出来た戦争モノFPSに仕上がってるんじゃないでしょうか。
戦争の迫力という点では以前プレイしたCOD2デモよりダイナミックに感じられたほど。
COD3も別にデキが悪かったわけじゃなくて、他シリーズ作品と比べてしまうと劣るという程度だったそうですから、この開発元もちゃんとした実力は持っているということでしょう。
・『
Hour of Victory』デモ
栄えある海外版クソゲーオブザイヤー2007に輝いた作品。
上のCODWAWとは同じWWII系FPSとは思えない評価の低さらしく、その実力の程を確かめるべく果敢にDL&プレイ!
実際にプレイした感想としては……思ったより全然「普通」。
プレイヤーキャラを3タイプから選べ、装備などが異なるのは面白い点。
狙撃好きとしては最初からスナイパーライフルが使えるレンジャーが気に入った。
装備以外にも違いがあるようで、例えば錠前や障害物がある場面で、キャラによって違った道を切り開いたりできるようです。
AIに問題があると聞いていたのですが、プレイした範囲だとあまり実感できなかった。
それよりも敵がどこから涌いて来るのか分かり難くて、いつの間にか背後や至近距離にいたり思わぬ方向から唐突に撃たれたり、次に進むべき進行ルートが分かり難かったりするのは、意図的なものなのかどうか不明ですが、ちょっと気になった点。
あと回復が遅い。CODと似た自動回復システムですが、あちらと違ってじっとしてないと回復しないらしく、これはちと面倒。COD似で敵が涌いてくるポイントを押さえながらガンガン進むゲームには不向きかと。
終盤は戦車に乗ったり、戦車をロケット砲で破壊したりとそれなりに変化のある場面もあり。CODWAWにも似たようなシーンがありましたが、あちらと違って盛り上がりに欠けるような。基本的に一緒に戦ってる人数が少なく、周囲の反応がないせいもあるかも。
デモだけ一通りプレイした感想としては、特別面白いというわけでもないけど、そこまで酷いゲームでもないなぁ、という印象。
ゲームの基礎的な部分はCODのパクリで、尚且つCODよりクオリティで劣るならあえてこちらを選ぶ意味はないといった程度でしょうか。
それでも評価が低かったのはあくまで目の肥えたFPSゲーマーの本場での基準で判断されたからなのかな…。向こうは技術の基本レベルが非常に高いですからね。
上の方で挙げたような、システム上や進行上の細かい部分でストレスを感じることが多いかもしれませんので、そういう部分で差をつけられた感じかなぁ。
でもこれが日本だったらこのレベルのゲームを作るのもやっとじゃないでしょうか。
あと叩かれるとしたらバグ的な部分かな。
私が見た現象としては、
兵士が宙に浮いていたのには笑いました。
あとのけぞった態勢で死んだ敵が
ブリッジの姿勢のまま硬直したりします。
顔半分くらい地面にめりこんだままブリッジ姿勢…。死体の不気味さを表現している?
レビューサイトによると敵がその辺のオブジェクトにめり込んだりすることもあるそうで、さすがナチスの科学力は世界一ィィィ!だと評されていました(笑
★
お姉チャンバラvorteX(XB360)チャプター9までクリア。
新キャラ・ミザリーが登場。
見た目通りヤクでもキメてんのかって感じのキレたキャラで、前作のボス・エヴァと関係ありそうなキャラだけど、それに関連した話は初回遭遇では出ず。伸縮する武器など、特徴がよく似ているのだが…。
前作にも出ていたレイコがクローンを伴なって集団で襲ってくる場面はちょっと難しかった。
1対1ならどうということもない相手ですが、集団で囲まれるとボコボコにされてしまう。クローンといっても違いは耐久力の低さと銃を使ってこないくらいで刀では本体同様積極的に攻めてくるし。
こいつとの戦いでは「見切り→カウンター」が非常に重要になります。
クローンを何体倒しても終わらず、本体を倒さなきゃいけないってのに気付くのに少しかかってしまった。本体のみ銃を撃つのでそれで見分けられます。
9面の黒服はムービーだとやたら強いけど実際そう大した相手じゃなかった、どうも黒服の連中はムービーとゲーム中で動きも強さも違いすぎる。
撃破後、黒服の一人とアンナの意外な関係も発覚、これは予想外だった…。
この先の展開は大体読めそうな気がする。どうせ助けられなくて、死ぬ間際に記憶を取り戻したりするんだろうなぁ(笑
3面の腕輪もゲット、血煙部屋で2面の時と違って大量のトラップが仕掛けられてて大変だった。どこから飛んでくるか分からないようなトラップは非常に厄介。
前作はプレイヤーキャラの初期状態が弱かったけど、今作はとりあえずEASYでここまでやってる限りバランス面での問題を感じません。敵もボスもサクサク倒せるし、ゲームバランスについてちゃんと改善されているのは好感が持てます。
PR