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ベルベットアサシン(Xbox360)

ベルベットアサシン、Normalでクリア
ラストがめっちゃキツかった…。終盤戦は難易度は高いしトランス剤はないし、開けた場所で見張りが厳しいのに武器すらないわで一体どうすれば!?というシチュエーションの連続。
それでも地形や敵の動きを良く見て考えて動けばなんとかなる場所が多いのは基本的にはしっかりと設計されている証拠でしょう。
最後だからってちょっと難易度上げすぎじゃないかとは思いますが。
しかし最終盤、銃を手に入れてからほとんどステルス性がなくなってTPS化してるじゃないか!
なるほど、普通に面白いのに高い評価を得られなかったのはこのパートが原因なのだろうか…。

最終戦にして最大の難関となる教会前では、湧いて来る敵に対処できずに死にまくりだったのですが、ここはちょっとしたシステムの穴をついた方法を使えば割と楽に攻略できました。
これ攻略記事にしようかと思ったけど需要あるだろうか?
箱○ユーザーは濃い層が多いから、動画や海外の攻略サイト見れば問題ないかな…。
このゲームの火炎放射器兵、強すぎというか射程長すぎ(苦笑

エンディングは…鬱エンド、なのかどうかは意見が分かれそうなところ。
設定やストーリー展開、作品の性質などからなんとなくこの結末は読めていたのですが、ここまでこれだけ頑張ってきたのにこの最後は…(泣
FARCRY2といい、UBIソフトはこの手のエンディングが多いのだろうか?

収集品は54個、スキルポイントはトランス2・ステルス3・体力5。
終盤に備えて体力に集中的に振っておいたおかげで結果的に助かった。


『ベルベットアサシン』は第2次大戦時下のヨーロッパを舞台に、女スパイ・バイオレットを操って様々なミッションをこなしていくステルスアクションゲーム。

ステルス要素としてはざっくり言うとスプリンターセルの「暗闇に潜む」要素、ヒットマンの「変装」要素が取り入れられている。
暗闇に潜んでいると敵の視界に入っていても見付かり難くなる、というのはスプセルとよく似た点。ただしスプセルほど闇は万能ではなく、ギリギリですれ違うような芸当はできず距離が近いと見付かってしまう。
物陰に隠れる原始的なステルスとのバランスが肝心。

変装ではナチス親衛隊の制服に着替えることができ、これを着ていると敵の見ている場所を平然と通過できる。しかしこれもヒットマンの変装ほど効果的なものではなく、距離が近いと見破られてしまう。視界を横切るのは可能だが距離はあけて通らないといけない。
また変装時はハイヒールの音がうるさいので敵に忍び寄れない。敵に見られても良いが近づけなくなる、といった具合に通常のステルスと変装がトレードオフの関係になっている。

こういった要素を組み合わせて、各場面でベストな解法を導き出していくことが基本となります。


ステルスアクションとはいえ、基本的には敵を倒しつつ進むゲーム。
避けるのがメインのゲームよりも敵を倒す爽快感が味わえて良いです。
まさに暗殺、といった醍醐味が味わえる「サイレントキル」は背後に近寄ってAを押すだけなので簡単でグッド。せっかく近づけても背後からの攻撃が出しにくいゲームは操作性がストレスになって爽快さを欠いてしまう点がありますからね…『ヒットマン』では特にそう感じた。
もっとも、この手のゲームのお約束としてどう近付くかは常に問題になりますが…。慣れないうちはあと少しというところで振り向かれたりすることも多いです(苦笑
サイレントキルが発動すると場面に合わせて多種多様な方法で敵を葬ります。
ナイフや銃を巧みに使い、バリエーション豊かで見た目にも楽しい。
股ぐらにナイフを突き立てて倒れたところをトドメの一撃!ってやつはホント痛そう(笑
腰に手榴弾をぶら下げた敵がいる場合、こっそりピンを抜くことも可能。これを利用して、そのまま歩いて行かせて近くの他の敵ごと爆死させたりといった一風変わった面白い殺し方ができる。

そしてこのゲーム最大の特徴が「トランス剤」!
これを使用すると時間が一時的に停止し、この間に敵を仕留めたり逃げたりすることができます。
効果中は正面からでも敵をサイレントキル可能、しかしサイレントキル発動した時点で効果が切れるので敵が複数いる場合は使い方も考える必要あり。
解法が見え辛い場面や難所をある程度楽に切り抜ける手段が用意されているのはありがたい点です。
補給量は結構多いので無理に節約する必要もなし。ただし終盤はシナリオ設定上使えません。

ショットガンなどを用いて敵をガンガン撃ち殺して進む場面もあります。
こういった力押しっぽいプレイは普通のステルスゲームではあまり歓迎されないことも多いけど、『ベルアサ』ではこうしたアサルトプレイも許容されているのが面白い。


プレイ前は敵AIの頭が悪いとか聞いてたけど特にそこまで悪いとは感じない。
まあスプセルほど闇に溶け込んでる感じでもないのによくこれで見付からないな?と思う場面もありますし、一旦逃げてしまえば立て直せたりする甘さもありますけど、こういった点はゲームとしてある程度は許容されててもいいと思うし。
率直に言って他のステルスゲームとあまり変わらないくらいでは?
難点としては警戒状態になると何故か居場所がバレるのか敵がすぐこちらに迫ってきてしまうところでしょうか。
他の敵に見付からず殺しても、死体が発見されるとすぐこちらに迫ってくるし、水たまりの電流や手榴弾のピン抜きなどで死なせても事故死っぽく見せかけるのは難しいようでやはり迫ってきてしまう。
まあゲーム的な反応と解釈できるし上手くやり過ごせれば問題ないといえば問題ないんですが。


作り込みで言えば攻略パターンにあまり幅がなく、一本道すぎるところは短所というべきところか。
スプリンターセルやヒットマンほど肉体や道具を駆使し地形やギミックを利用して障害を乗り越えたり新たな攻略ルートを開発していくような感覚は薄い。ここはちょっと物足りないな。
スタッフが想定していると思われる手順や方法を使わないと難しくなるのも自由度を奪っている気が。

その他、下水道ステージで扉の向こうを穴からチェックしてから入っても高確率で見付かってしまう場面があったりとか(敵がよく見えない位置にいる)、地形や箱が乗り越えられるものと乗り越えられないものが混在してたりと(見た目に越えられそうでもダメとか)微妙に作り込みが甘く感じられる点もあるが、この辺は大きな問題はないのでまあ及第点でしょうか。

総合的に見ればステルスゲームとしては普通によく出来てると思います。
ただし終盤の現実ステージはちょっとバランスに問題があるのではないかと思う。
武器を手に入れ敵を倒すことがメインになるのはいいとして、もうちょっとステルスを維持できるようなバランスにして欲しかった。
ステルスゲームのお約束として主人公は打たれ弱いのでまともな撃ちあいは非常に厳しい。
ある程度システムの穴を突くようなせこいプレイで難易度を下げられるけど、何かズルしてるような感じが…。
何故か終盤だけステルスの意味が非常に薄く即発見されてしまうのもなんとかして欲しかった。
ユーザーがこのゲームに求めるのはあくまでステルスだろう。

グラフィックは美麗で、ちょっとくすんだような色合いやセピア色の景色が当時のイメージとピッタリ。
収集品集めや秘密目標など、シークレットを探すようなやり込み要素もあります。
終盤が難しめのTPSになってしまうあたりが気にならなければ十分楽しめると思います。

日本版は主人公のみ日本語吹き替え。
主人公の女スパイが日本語ボイス、他のキャラ(主にドイツ兵)が字幕という構成で敵国の言語が直接分からないというあたりが妙に雰囲気出てて良いです。
会話の内容自体は字幕で分かるのでその場の雰囲気や世界観がちゃんと味わえるのもグッド。
字幕が出るのは敵が喋ってる言葉の意味自体は主人公には分かってるんだ、と作品設定上でも無理のない解釈もできますし。
まあ実際のところは多分予算の都合で一人だけ日本語なのでしょうけど(笑)、逆にそれが雰囲気を出すという希有な例ですね。

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