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桜高軽音部、PSPのステージへ! 『けいおん! 放課後ライブ!!』けいおん=音ゲーってすっごい安直。
ファン的にはもっとキャラの魅力を掘り下げつつ、
いつもみたいなまったりしたノリのオリジナルエピソードを展開してくれるような
ADVとかの方がいいんじゃないの?
ソルフェージュみたいに音ゲーはADVの合間に入れるような感じで。
音ゲーだけだとボリュームもあんましなさそうだし、
ADVというか紙芝居レベルの話でも入ってないと物足りなさそう。
秋発売ってのも微妙に時期を逃してる感じだしね。
キャラゲーの悪い例みたいにならなきゃいいいんだけど(苦笑
★
メタルギアソリッド3(PS2)・プレイ日記ディスク2の
「MSX版メタルギア2 ソリッドスネーク」もクリアしました。
これでMSX版1・2ともにクリア達成。
こちらは思ったより雰囲気が最近のメタルギアに近い印象。
キャラクターデザインがリアル調ながらなかなかカッコイイ。
ていうかスネークが「1」と別人に見える(笑
敵に見つかったら身を隠して危険フェイズから回避フェイズへと移行してから逃れる、
というのも今の作品に通じる仕様になっている。
敵もナナメにいるこちらを発見できるようになったりと少しパワーアップ。
古臭さが否めなかった「1」に比べると
ストーリーやキャラクター性に大分深みが増しているおかげでモチベは結構保てる内容だった。
レトロゲームながら話の筋やドラマチックな展開、演出などよく出来ている。
前作で顔や人格がよく分からなかったビッグボスも眼帯にヒゲのMGS3スネークを
思わせるスタイルで顔グラが出てきたし、人となりも少し分かって良かった。
しかしMGS3の後何があってあんな風になってしまったのやら…。
前作では棒立ちで何もしてこないデクの坊でしかなかった巨大兵器メタルギアが
今回はちゃんと動いて攻撃してくるようになってて、機銃やミサイルで結構激しく攻撃してくる。
しかし2本足が弱点なのは相変わらず、足にグレネード連投で爆散する。
順番がない分だけある意味では前作よりラクかも。
メタルギア爆散後持ってたアイテム類が引火して全て捨てるハメになってしまうのですが、
完全に丸腰の状態で銃を持ったビッグボスとの最終決戦をしなければならないというのは
映画のラストバトルを思わせる展開でちょっとニヤリとさせられる。
逃げ回りつつアイテムを回収し、スプレー+ライターの即席火炎放射器で
トドメを刺すというアイデアもなかなか面白い。
しかし即死トラップの配置が意地悪でビッグボスよりそっちに苦労させられた。
そんな感じでゲーム性も演出面も大分進歩している「2」ですが、
「1」の悪い部分だった広大で複雑なMAPを無駄にウロウロさせられつつ、
沢山あるキーアイテムの試行を繰り返さないといけないという仕様が相変わらずなのは減点。
マスターキーの存在で多少緩和されてはいるかと思えば、実際は焼け石に水といった感である。
結局こういった点が面倒になってしまい今回も攻略サイトのお世話になってしまった。
実際手順を見ると前作ほど理不尽ではないものの
やはり全体的に行ったり来たりが多く面倒で、ノーヒントでは難しい箇所も。
まあ攻略見ながらのダラダラプレイでも過去の”原点”となる作品を
一応体験しておきたいという目的は果たせたのでよしとしよう。
「2」に関しては上記の通りストーリー・演出はまずまず良かったですからね。
ちなみに「1」「2」ともにクリア後にボス戦のみを連続で行える「ボスサバイバル」が遊べます。
最初から最後までの全ボスが休みなしに次々連続で出てきて、これの全撃破タイムを競うもの。
本編と違うのは必要なアイテムが一通りボス面内に置かれた状態になっていることか。
これを上手く使って全ボス速攻撃破を目指す、シンプルかつ燃える内容です。
余談だけど「1」のゲーム中でビッグボスが
「今すぐPS2の電源を切れ!これは命令だ!」と言ってくるのは笑える。
(オリジナル版ではMSXの電源を切れ、となっている)
こういうメタフィクション的な要素を入れることの是非はともかく、会話の面白さはこの頃から健在か。
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