■小さな惑星の小さなお話―かずといずみ作品集
雑誌掲載の作品と、同人誌発表の作品、合計14本をまとめた短編集です。
この作者の作品といえば明るく楽しい作品ばかりなイメージがあったのですが、同人誌発表の作品に関しては(あとがきにも書いてある通り)衝撃的なほどの「ドス黒さ」を発揮しています。
個人的に”黒い話”も嫌いではないのですが、今までの明るくて前向きな話の多かった同作者のイメージと比べるとかなり意外な印象を受けます。
黒いやつを除けば、面白かったのはラッシュに掲載されていた「あかよろし」と、他は「ケミカルネオン」「三国姫」あたりかな。
ライトな百合漫画という感じで楽しい作品に仕上がってます。
特に「あかよろし」は花札というテーマも良かったし、キャラクターの心理描写や結末もキレイにまとまっていてなかなかの良作でした。
花札はPCゲーや月華2のオマケゲームで遊んだ程度だったけど、これ読んでてまたやってみたくなってきたな。
以前電撃か何かに載っていたバーチャルリアルティモノのゲームを題材にした作品も収録してほしかったけど、フルカラー作品だったから難しいかな。いっそモノクロでの収録でも良かったんですけど。
■コミックエール vol.6
>リトル・リトル
新キャラって…これ男?女?性別がよく分からん…。
性別が分かり難いキャラってあんまり好きじゃないんだけどな…。
今回のこの展開で男だったら、この作品もいよいよ終了か(苦笑
まあ所詮この道は切り捨て文化ですよ。さて、どうなることやら。
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