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映画『ダイハード4.0』私の大好きな映画「ダイハード」シリーズ。
その最新作は時代に合わせてサイバーテロ集団との戦いに!
前半はハッカーの青年を連れて逃げるパートで、『16ブロック』とよく似た展開と言える。
(実際『16ブロック』のセルフパロディ要素もあるようです。)
敵はサイバー攻撃で交通システムや通信網、ライフライン、コンピュータ制御されたあらゆるものを停止させたり操ったり、こちらの居場所を察知してきたりとなかなかの手強さを見せる。
全米を巻き込む、これまでのシリーズ中でも最高レベルの壮大なテロなんじゃないでしょうか。
歴代大統領の演説をコラージュして作った犯行声明映像や、ともに流されたホワイトハウスを爆破するニセ映像で不謹慎っぷりも最高潮に。
そんなサイバー攻撃と最新鋭装備で襲ってくる敵相手に、あくまでアナログ戦法で立ち向かおうとするマクレーンが凄すぎる。
消火栓を車で跳ね飛ばして吹き上げる水でヘリの射撃手を撃ち落としたり、車自体を大ジャンプさせてヘリにぶつけ撃墜したりともうムチャクチャ。
後半はテロ組織を追ってこれを倒すためにハッカー青年を連れて戦うパートに。
発電所で戦う
中国人風の女は見た目通りカンフー使いでしたね。今時これはベタベタすぎる(笑
中国人→カンフー、日本人→カタナorニンジャ、というのがハリウッド映画の定番ですから仕方ない?
マクレーンがヘリ操縦できるというのはちょっと意外な気もしました。
離陸や着陸を見る限りちゃんと操縦できてるかどうかはう~ん…なんともいえませんが(苦笑
咄嗟の状況に合わせて的確な判断ができたりその場のモノを上手く利用したりと、毎回見た目に寄らずキレ者っぽい一面も見せますね。
頭はすっかり禿げ上がってしまったけど、中身は全く衰えてないぜ!(笑
終盤ハイウェイで大型トレーラーに乗ってF35戦闘機と戦うシーンはかなりの迫力。
崩れ落ちるハイウェイでのチェイスや、戦闘機の尾翼に掴まって飛び降りる荒唐無稽さなどはさすがハリウッドヒーローといった無茶ぶりでしたが。
娘を人質に取られても意外に冷静だったのは過去に2回も似たようなシチュで戦ってるせいでしょうか。しかし娘も父親に似て気が強いですね。
過去2回も助けた奥さんとは結局離婚してしまったのか……『3』のラストで電話をかけてもダメだったんでしょうか。
最後にラスボスに捕まって大ピンチというところで
自分ごと撃って敵を倒すというアイデアはやられたな。さすがにクレイジーだと思われたくないのか自分を撃ったのは黙っててくれなんて言ってましたがw
ハッカー青年も残った敵一人をマクレーンの銃で片付けて無事娘を助けたりと成長ぶりが見られたのは良かった。
車で去っていくラストシーンなど、シリーズの伝統も守られていたのは感動してしまいました。
3はラストバトル以降がちょっとおざなりな感じにも見えたのが若干不満だったのですが、この辺も1,2のようなノリに戻った感じで良くなってましたね。
ここまで泥臭い戦いをしてきた割にラスボスの死に方はちょっとあっさり気味だったけど。
やっぱにっくきラスボスは全力で無惨な死に様を晒して欲しいじゃないですかw
全体としてはハイテクサイバーテロ軍団をアナログ刑事が殲滅するというシチュエーションも爽快だったし、ジェットコースター式に迫力のあるアクションシーンが矢継ぎ早に飛び出したりとテンポもよく、純粋にアクション映画として面白いモノに仕上がっていた。何より大好きな「ダイハード」が長い沈黙の後年月を経て再び面白い正統派アクション映画として復活してくれたのは大満足。
ブルースウィリスもまだまだ戦えると思いますし、『5』にも期待!?
それにしてもブルースウィリス刑事役多すぎw
最初の登場シーンですっかりハゲ上がってしまってて失礼ながら笑ってしまいました(爆)
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