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LEFT 4 DEAD 2 体験版レフト4デッド2の体験版が配信開始されています。
体験版では「ザ・パリッシュ」の2チャプターをプレイすることが可能。
モードはシングルプレイと、4人までのCO-OPプレイに対応。
洋ゲーの体験版ながら
日本語にも完全対応しており、思わず感心してしまいます。
以下、前作未プレイの人間の感想ということで…。
武器や弾薬はスタート地点から十分な量があり、取り合いになることはあまり無さそう。
開始してすぐ驚かされるのが、
ゾンビが全力疾走して襲い掛かってくること!
ゾンビというとのろまなイメージがありますが、このゲームのゾンビは速い速い。
走るゾンビ、しかも大群ということでかなり新鮮かつインパクト大。
プレイヤーは走り来るゾンビをショットガンやアサルトライフルなどで迎え撃つのですが、日本版でも
部位欠損はバッチリ。腕なんかが普通にとれますw
このゲームのゾンビは「感染者」であって死者ではないはずなのですが、Z指定で欠損OKなあたりCEROの基準がますます分かりません(苦笑
武器はスナイパーライフルなどもあり、狙撃を行うことも可能。
射撃感や使い勝手ではやはりショットガンが使いやすいかな?特にラッシュ時。
また今回は
近接攻撃武器が追加されており、これがなかなか強力!
フライパンなど、見た目に寄らずザコを一撃でノックアウトできて近距離で囲まれた時に便利です。
ヒット時のパコーン!という珍妙な音も面白くてグッド。
銃でも殴れますがこちらは相手をよろけさせるのがメインで威力は低め。
ある程度進むと特定のポイントで
ゾンビラッシュが発生するようになっていて、危機感を煽るBGMと共にゾンビの大群、あるいは通常のゾンビより強力な
「特殊感染者」が出現。
特殊感染者は組み付かれたりすると仲間に助けて貰う必要があるため、ここで協力プレイが活きてくるわけです。
特殊は長い舌を巻きつけてくる「スモーカー」、ゾンビを誘引し寄せ集める効果のある胆汁を吐いてくる「ブーマー」、組み付かれたり吹っ飛ばされたりすると大ダメージを受ける「タンク」などなど厄介なヤツが多い。
新規追加ではキャラに乗っかってコントロールを奪う「ジョッキー」、高速で突撃してくる「チャージャー」なども確認。
ラッシュの内容は固定ではなく
AIディレクターというシステムで自動制御されていて、毎回少しずつ違った内容が楽しめるようになっています。
これはリプレイ性を高めるいい要素だと思う。
始めはEASYでプレイしたのですが、思ったより簡単だったので調子に乗ってNORMALでもいけるかと挑戦したところ……ゾンビの動きが更に機敏に!
狙いもつけにくくなって、ラッシュでピンチになる頻度も高くなり一気に難易度アップ。
体力がなくなってしまって一時的にもたせるためのアイテムでしのいだり、仲間と回復しあったりしてギリギリクリアできたくらいでした。
体力は基本的に救急パックを使わないと回復できず、これは1キャラにつき1つしか持ち運べないので、使い方や配分が重要になってきます。
他人を回復することも可能なのでやはりあらゆる局面で協力が肝心。
最初にプレイしたシングルプレイでのAIの動きはなかなか優秀。
変な動きをすることも特にないし、積極的に攻撃や救助をしてくれる。
基本的にプレイヤーより前に出ないので、ある程度プレイヤー主導でプレイする必要があるのはシングルプレイでは妥当か。
もっとダイナミックに動くかと思っていたので物足りない気もするが勝手な行動はしない方が良いか。良くも悪くも無難といったとこ。
オンラインもプレイしましたが、やはり人間がやると個々の性格がよく出ますね(笑
一人で突っ込んでいってゾンビ群に囲まれてボコボコにされている人とか…。
ハーフライフ2と同じソースエンジン使用ということでグラフィックのクオリティなども高品質。
この画質であれだけのゾンビを出して、オンでのラグもほとんどないというのは本当に凄いです。
…どこぞの棒立ちFPSは見習ってもらいたいw
ゲーム内でのチュートリアルも充実しており、これをこうすれば良いとかこれをするのは危険だとか逐一表示して報せてくれるので便利かつ快適。
マップデザインは進行ルートが分かり辛い点があり、ここがちょっと気になった点。
基本一本道なので行ける場所は限られているのですが、どこから次へ進むのか分からず袋小路なのか道があるのか一目で判別しづらいことがちょくちょく。
ただこれ、ホラー演出の一環としてワザとやってる可能性もありますが。いつゾンビ群に襲われるか分からない不安の中、マップを右往左往するのもちょっとした恐怖ですから。
しかし一本道なのに迷うってちょっと変なデザインだとは思いますが。
あとは銃で敵を撃った時の手応えが薄いのが気になる。
ヒット時の効果音やエフェクトがあまりなかったり、流血や部位欠損などの表現が思ったより地味なせいもあるかも。当たったかどうか分からないうちに敵がパタッと倒れることが多い。
近接攻撃武器が効果音含めて殴った感が強いせいで余計にそう感じる。
この辺はハーフライフ2(オレンジボックス)と似たような欠点と言えるかもしれない。
製品版ではゾンビを操作して生存者と戦える「対戦」モードもあり。
「リアリズム」「スカベンジ」など、ロックされているモードが他にもあって内容が気になります。
L4DシリーズはあくまでCO-OPを前提としたゲームなので、シングルプレイ派を満足させられるだけの内容があるか、という点は前作同様不安な点でしょうか。
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