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コール・オブ・デューティ4(Xbox360)・プレイ日記
難易度ノーマルでクリアしました!
終盤は敵の攻撃が激しく死にまくりで大変でしたがなんとか突破。(特に「司令室~」)
敵って無限湧きしてる場面が結構あるような気がするんだけど、敵の無限湧きってあんまり好きじゃないんだよなぁ…。敵を倒すよりもいかにして上手く騙し騙し切り抜け駆け抜けるかってゲームになっちゃうから…。シューティングなんだから敵を撃って倒すことがメインじゃないと。
(ずっと倒し続けると出てこなくなるって話もあるけど、どっちなんだろ?)

しかしそういう点を差し引いてもいいゲームでしたね!
演出過剰気味だけどゲームなんだからこれくらいハッタリ効いてた方が逆に良い味になってる。
ゲームはとにかく忙しく、とにかくまくしたれられて、とにかく終始走りまくってる感覚で、それでいてミッション内容のバリエーションの豊富さもかなりのものなので、ハイテンポかつ内容の濃いゲームを求めている人にはピッタリ。
狙撃ができる場面が結構多いのも狙撃好きには嬉しいし、ステルス要素のあるミッションまであるのには正直驚いた。
短いって聞いてたけど個人的にはこれくらいでも十分。冗長なゲームにはうんざりなので。アクションシューテイングゲームとしては特別短い印象でもないですし。
ただ、確かに「面白いからもっと多くのミッションで長く遊びたい」という気はします。
1章の長さに対して2章・3章は意外にあっさり気味だったし。
MW2のシングルプレイではこの辺の問題は解決されるのかな?

最終ミッションでのラスボスとの決着の付け方は個人的に最高でした。
リアル系FPSだとどうしても最後があっさりした終わり方になってしまうのですが(リアル系では突然ラスボスがスーパーマンになったりモンスターに変身したりロボットと合体したりなんてしないから)、このゲームでは見事な演出とFPSのシステムを利用した最終決戦を上手く織り交ぜて、本当に最高のラストを見せてくれました。
絶体絶命の状況下からあの決着というのは本当に素晴らしい発想。
陳腐な言い方だけど”映画的演出”の極みに達していると思う。

主人公以外は結局全滅してしまったんだろうか?プライスさん、いいキャラだったのに…。
勝利したのになんだか悲しいなぁ。まあこれが戦争ってやつなんですかね(涙

キャンペーンをクリアした後、スタッフロール後にオマケがあるというのも憎い。
テロリストにハイジャックされた飛行機に突入し、VIPを救出するミッションがあります。
ブリーフィングもなしにいきなり始まるので、これは本編とは切り離されたものなんだろうか?
狭い機内になんでこんなに乗ってるのかというくらい大量のテロリストをわずか数分の制限時間内に殲滅してVIPの元へ辿り着き、盾に取られているVIPの隙間を縫って敵ボスを射殺できればクリア!
すぐさま爆発炎上する飛行機からダイブして終了。

総合的には予想以上によく出来たFPSでしたね。
MAPもリニア進行で演出重視の割には、この手のゲームだと不自然に区切られた一本道FPSが多い中で、本作はある程度自由に動けるMAPも多かったし。
それとやはり自分にはWWIIモノより現代戦やSFの方が合ってるかな。
ジャベリンやガンシップに代表されるように武器や兵器が目新しく使ってて面白いものが多いし、演出も現代戦ならではのハデさが味わえる。
何より雰囲気の違いもありますけどね。WWIIはテーマがテーマだけに陰鬱とした印象が強い。

クリア後は「アーケードモード」がアンロックされます。
これはスコアを競い、ネットランキングに登録することも可能。
インテルもまだ8個くらいしか集まってないし、最高難易度「ベテラン」にも挑戦したいので、戦いはまだまだ続きます!

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DS『THE鑑識官2』を購入してクリアしました。
鑑識ゲー、ということで基本は現場での証拠の採取、それを科研に持ち帰って各分野の専門家に分析をしてもらい、上がった結果を元に考察、そして話が進展…といった流れを繰り返すことになります。
ADVとしては簡単な部類で、殺人現場を調べたりといった鑑識作業も作業自体はやや単調に感じられるかもしれない。
しかしバラエティ豊かな事件のシチュエーションや、ミステリー・サスペンスの世界の登場人物となって実際に地道な作業しているというモノ珍しさからこうした作業にも一定の楽しさはあります。
殺人現場でルミノール吹き付けたりなんてしたことありませんから(笑
証拠集めは画面(現場)の気になる場所をクリックして画面内の反応を調べていく、『ミスト』系のADVに似た感じかも。
科研での分析パートはCSIや科捜研の女的なノリで、こういったドラマが好きなら倍楽しめる。

考察パートは分析した結果を元に正しい選択肢を選んでいくというもので、間違えてもやり直しできたりと難易度的には甘い方。しかし選択を間違えていると評価が下がってしまうし、あまりにも間違えまくってるとゲームオーバーにもなるため、安易な総当りプレイができないように工夫はされている。
選択は後半になるほど自力で正しい判断力を要求されるようになり、話を適当に聞き流しているとなかなか正解に辿り着けないなんてことも。
専門知識が要るなど特別な場合以外は基本的に考察中にメモを参照したりできないため、事件の経緯や証拠、分析内容などをしっかり把握しておく必要がある。
この辺はちゃんとリアル(自分自身)でも捜査に加わって考えてるという感覚が味わえて良いかと。

本作はキャラがなかなか良く、科研の面々は個性的でいずれも変人揃いですがみんな良い人ばかり。
キャラクターの中ではプロファイラーの金ちゃんが特に気に入ってしまった、凄く可愛いです(笑
第2話の警察犬シッキーとのエピソードは犬と金ちゃんの掛け合いの面白さもあって一番お気に入りのエピソードとなってしまいました。(後日談のオチも最高・笑)

金ちゃんと主人公は一緒に行動するケースも結構あって、出番が多かったのも良かったですね。

そしてこの作品は主人公が女性ということでリアクションや感情表現も豊かで見てて面白い。
主人公には幽霊と猫又という現実離れした相棒がいるのですが、こいつらは基本的に掛け合い相手だったり、軽く助言を与えたり、鑑識作業自体とは関係ないところで協力してくれるのがメインなので、事件や鑑識作業そのものがファンタジックになりすぎてしまうことはないので安心。

事件のバリエーションも豊富で、最初がどう見てもバレバレな子供の狂言誘拐だったのでもしかしてずっとこんなノリが続くのか?所詮はDS、ライト層向けか……と思ったのですが、すぐにシリアスな展開も発生するようになって一安心。
殺人の出てくるのが第4話あたりとちょっと遅い気もしますが、事件そのものはセクハラ事件がらみの殺人や連続ストーカー放火殺人、更には化学兵器がらみの殺人となかなかハードな展開も。
組織間の確執や、ストーカー事件では実は自分がターゲットだったり、大きな事件では警察幹部が関与していたり、対立していたキャラと最後には協力しあって全然印象が変わったりと、ドラマでありがちなネタも上手く取り込んでいる。

しかしミニゲーム部分がちょっと荒唐無稽な感もあり。
猫又を投げ付けて怪盗の気球を撃墜したり、スプリンターセルみたいな三つ目ゴーグルを付けた犯人との銃撃戦がタッチペン使用のガンSTGなのにはちょっと笑ってしまった。
ガンSTGパートは照準が不自由なうえに当たり判定が妙に厳しいせいか弾を命中させるのがちょっと難しくて、2パートで計8発も当てないと倒せないので大変。苦手な人だとてこずるかも。(敵が身を晒して攻撃態勢に入ってないと弾が当たらない仕様だったのだろうか?そういう状況でしかほとんどヒットしなかったような気もするし。)
まあ荒唐無稽といっても所詮はミニゲーム、アクセントとしてはいいかもしれない。
このゲームに限らず、たかがミニゲームをあまり小難しくするのもどうかと思うけどね。

鑑識をテーマにしたゲームは物珍しいし面白そうだけど、ワゴンゲーということでそこまで大きな期待はしてなかったのですが、蓋を開けてみれば全体的には想像以上に楽しめた一本だと思う。
シナリオも先が読めるけど刑事モノの王道みたいなノリで悪くないし、鑑識作業も色々とタメになって地道な作業自体もドラマの世界に入り込んだみたいで面白かったし。
DSのゲームというととにかく内容が薄っぺらなイメージがあるけど、このゲームはシンプルシリーズながら内容面もなかなかよく作りこまれていたと思う。
そしてやはりキャラの良さで大分評価を上げた点が多いんじゃないかな。
刑事モノや2時間ドラマもキャラがいかに味があって好感が持てるかで明暗が分かれるでしょ。
…まあ何が言いたいかって、とにかく金ちゃん最高!ってことで(もうええて)

FG情報
>NDS
>大神伝 2010年

まさか、DSで大神の続編が出るとは…!
Wii版発売はこれの伏線だったのか…。
スクショを見るとDSの性能での『大神』のグラフィックの再現度がすげえ!
…ただスタッフ名を見てちょっと不安、オリジナルスタッフは関わってないんだろうか。
プラチナゲームズが作ってくれたらいいんだけど、なんかこれタイトル名の権利だけ使って全然別のスタッフが勝手に続編作るパターンっぽくて、凄く心配になってくる…。

好きなゲームだけどオリジナルの『大神』が非常に綺麗な形で終わっていたので、個人的に続編はなくてもいいかな、と思っていたのですけどね。
あの話の続きなのか、外伝みたいなものなのだろうか…。
ちょっと複雑な心境です。

その他、『COD:MW2』の日本版発売も決定したようで、大変喜ばしい!\(・ ◆ ・)/


ヒットマン:ブラッドマネー(Xbox360)・プレイ日記
クリアしました!
最後のミッションでホワイトハウスにまで潜入することになるとは…。
ただ暗殺するだけでなく、終盤は敵対する暗殺者達との決闘などなかなか面白い場面も。

最後のミッションをこなした後、ハゲ暗殺者の主人公「47」は仲間のダイアナに毒を注射されて倒れてしまうのですが、その後の葬式の場面でダイアナが解毒剤入り口紅を使ったキスで助けてくれるという思わぬ展開に。
一時的に死んだ状態にして復活させる、スミスに使ったのと同じような手だろうか。
スタッフロールが流れ47が横たわり、周囲に敵の黒幕や手下たちが多数いる中、神父が傍で何やら祈りを捧げて葬儀が執り行われている場面から最後の戦いがスタート。
レバガチャで起き上がって即座に神父を盾に取り、周囲に多数いる敵に確実に銃撃を命中させていくしか生き残る道はない。

この場面はなかなか難しく、起き上がってすぐ蜂の巣にされるので速攻でヘッドショットをキメて敵を減らす必要がある。
神父は撃たれてすぐ死ぬので、あまり過信せずさっさと壇上の柱の裏に逃げた方が楽かも。
実際ヒューマンシールドを使わずすぐ柱裏に篭って待ち伏せ戦法を使う方が楽な印象も。
このステージのみ一時セーブ不可なのも辛いところ。

周囲の敵を全て片付けたら外に逃げた黒幕や記者など、残った敵を全て殺害。
敵対者と目撃者を全て始末し、再びどこかへ消えていく「47」…。
エンディングでその後の様子が少し描かれ、終了となります。お疲れ様!


そんなに長くないと聞いていたのですが、アクションとしてはかなりボリュームのあるゲームでした。
ミッション数は13ですが1つ1つは初回プレイでは解法を考える必要もあってそこそこの長さ。
どこでもセーブ可能だけど一時的なセーブなのでやり切るしかないというのはちょっと辛い。
解法が見出せず結構時間がかかってしまうミッションも多いので…。
有効な攻略法さえ分かってればリプレイ時はかなりスイスイ攻略していけますが。

本作最大の特徴は、やはりステルスゲームとしては斬新な「変装」というアイデア。
このゲームは敵や一般人なども含めて登場するNPCの数がかなり多く、人目につかずクリアするのはまず無理。そこで群集の中にいかに溶け込み、ターゲットを暗殺するか考えていくのが非常に個性的で面白い点。
しかし箱庭MAPや思い思いに行動する人々などリアルに作られた世界だけに、これ普通気付かないか?とか同僚かどうかの見分けぐらいできないか?と多少不自然さも感じますが、まあその辺はゲームと割り切るべきか。
実際変な行動を取ってるとバレる時はバレるのですけどね。

ステルスゲームではおなじみの背後から敵を仕留めるステルスキル、このゲームでは間合いやタイミングがちょっと計りにくくやり辛い印象を受ける。
せっかく背後を取って絶好のチャンスなのに上手く発動せず、ボタンを押しながら位置調節をしているうちにバレてしまう、というケースが多かった。
ある意味ステルスゲームのキモとも言える要素だけに、入力タイミングの表示を出すなどもうちょっとやりやすくして欲しかったところ。
これは主にピアノ線で背後から締める場合によくあることで、注射や盾にとるのは割とやりやすかったりしますが。
接近時の攻撃手段が乏しく基本的に武器が必要な点も少し残念か(素手も一応あるけど使い難い)、こっそり近づいて素手で敵を仕留めるようなのも面白いと思っているので…。スプリンターセルでは接近して即ノックアウトさせるのが簡単だったので余計にそう思う。

上で述べたように箱庭MAPと思い思いに行動する大勢の人々などリアリティある空間でプレイできるのもこのゲームの魅力の一つですが、構造上敵味方ともに行動の自由度が高いがゆえか、一度銃撃戦になると敵がとにかく殺到してきてしまうのが難点でもあります。
そうならないようにプレイするのがステルスゲームなのですが、スプリンターセルなどでは戦闘になってもある程度挽回はできていたものです。
このゲームでは一度銃撃戦になると死体の山を築くまで敵を倒すことになりがち。(二桁クラスになることも…さすがにそういう場合は大抵ロードすることになりますが)
敵がちゃんと連絡を取り合って連携しているという賢さは感じますが、もう少しなんとかしてほしかった気も。

その他、欠点としては字幕など文字が小さすぎるのが最大の難点。
スパイクがローカライズしたゲームでは『オブリビオン』なども文字が小さく不評を買ったようですが、何故毎回このようになってしまうのでしょうか…。(『オブリ』ではメモリに余裕がないとか言ってたような…。それにしたってなんとかしてほしいものですが。)
『バイオショック』も文字が小さかった作品ですが、あちらは音声が完全日本語吹き替えされていたため大きな問題にはならず。ローカライズのクオリティも高かった。
文字を大きく出来ないなら吹き替えをしてほしかった。吹き替えができないなら文字を大きくしてほしかった。英語音声で字幕も読めないほど小さい、じゃ困るプレイヤーも多いでしょう。
多くはないけど訳がおかしい部分も含め、ローカライズの出来は減点対象。

――とまあ、欠点もあげましたが、全体的には悪くないゲームだったんじゃないでしょうか。
変装というある種バカゲー的な独特の要素など、他のゲームにはない面白い部分もありますし。
ヒットマンらしくスナイパーライフルが活躍する場面が結構あり、ビル間の狙撃などまさにゴルゴのような気分で狙撃手気分が味わえたのは、狙撃好きとしては大変嬉しい点でした。
ステージのバリエーションも豊富で住宅街から船上、ホワイトハウスまで様々な場所でプレイすることができ、シチュエーションもバラエティに富んでいて飽きさせません。
広々としたマップで大勢の敵を上手く欺き、自分なりの攻略法を見出すのは実に楽しい。
…ホント字幕の問題などローカライズだけもうちょっとしっかりやってくれればもっと高い評価が上げられたのに、あれのせいで最大限までゲームの雰囲気にのめり込めず評価を落としてしまってるのが惜しまれる。一応、ゲーム進行自体にはそこまで大きな影響はないのですけどね。

**********

これも面白かったけどステルスゲームとしてはスプリンターセルの方が好きかな、やはり誰にも見付からずスマートにクリアできるのがステルスの醍醐味だと思うし、闇に隠れるというアイデアやハイテク装備によるバリエーション豊かな攻略法、程よいゲームバランス、映画的な演出やキャラクター、リアリティある設定の数々など、作品全体がこれまでにないくらい秀逸なゲームデイザンセンスで作られてましたからね。吹き替えなど、ローカライズの出来も良かった。

メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦(PS2)・プレイ日記
一気にプレイしまくってクリアしました!
「アルンヘム騎士団」あたりから急に難易度が上がって後半は苦労した…。
やはり戦車やバズーカなど、砲撃を使う敵がかなりの曲者ですね。火力が高いので反撃しようとしてるうちに撃ちまくられて体力がなくなってしまう。
敵の投げるグレネードもかなり厄介、投げられたことが分かり辛い(グレネード自体が見え難いうえに、CODのような警告表示が出ない)ので見逃したら音などで判断するしかなく、うっかりすると爆発で大ダメージ受けまくり。

やっとの思いで辿り着いたラスボス戦は拍子抜けするほど簡単でした。
特別難しいことはしてこず、ザコをお供に普通に銃を撃ってくるだけなので楽勝。
グレネードやバズーカを適当に撃ち込んでザコ共々爆死させるだけです。
まあこのゲームの敵は基本的に普通の人間ですからね…。


分かってはいたけど、全体的になんとも時代を感じさせるFPSでした。
群集がぶつかり合うような戦争の迫力や醍醐味といったものは最初の上陸作戦がほぼ全てで、あとはずっとスパイのような潜入・破壊工作がほどんと。
一人で敵施設を壊滅するようなミッションが多く、戦争をしているという感覚は薄い。
敵の単細胞的な出現・攻撃パターンも相まって、モチーフとしてWWIIを取り入れただけの古典的なFPSといった印象が強く”戦争モノ”として考えると正直物足りないが、純粋にゲームとしてはこういうシンプルな戦闘が楽しめるFPSも嫌いではない。

珍しいところでは敵の制服や身分証を奪って変装し敵地に潜入するミッションはなかなか面白かった。
2~3箇所ほどあり、酒場でのシーン以外はすぐバレて撃ち合いになったりするのでゲーム上はあまり意味がないようにも感じるけど、雰囲気作りとしてはいつバレるかというドキドキ感が味わえて楽しい。
トロッコに乗ってレール上を爆走しながら戦うインディジョーンズのようなミッションも登場。
もはや戦争モノかこれ?と疑問に思うくらいバカゲーっぽくてこれは別の意味で面白かった。
単純な戦闘だけでなく、こうした変り種ミッションが楽しめるというのはこの作品の特色であり長所なんじゃないでしょうか。

最近のFPSは武器が2個しか持てず物足りないものが多いけど、このゲームは手に入れた武器は一通り全部持っていけるのも良いところ。
やはり武器は場面場面での選択肢が多い方が面白いでしょう。
少ないと無難で使い易い武器だけに偏りがちですからね。
ただグレネードがボタン一発でダイレクトに投げられないのはやはり使い辛い点。

アナログスティック2本による操作はまだ洗練されていない感じで、エイミングがとにかくやり辛い。オートエイムや当たり判定補正などの完備された最近のFPSと比べると照準の当たり判定もシビアで、軸合わせがなかなか上手くいかないこともしばしば。
動きながら撃っても弾がちっとも当たらないのはリアル系にしたいのか、アクション系にしたいのかどっちつかずな印象も。

グラフィックは360のFPSをプレイした後ではさすがにショボく前時代的だが、ハードや年代の違いもあるのでこの点は殊更突っ込むようなこともないか。
むしろ時代を考えるとよくやってる方かと。

ミッション中にチェックポイントがないのも辛い点。
モノによってはかなり難しく長めのミッションもあり、やり直しがキツイことがあるので、チェックポイント制は導入してほしかった。(”戦区”が今で言うチェックポイントの概念なのかもしれませんが…チェックポイントにしてはちょっと間隔長すぎるので。)

本作はある意味PS2以降の家庭用FPSの方向性を決定付けたターニングポイント的な作品になるのでしょうか?
そういった点では一度プレイしておけて良かったと言えると思いますが、純粋に「戦争モノ」としての面白さならやはり『COD』の方が上でしょうね。
システムの練り込みの差もありますが、せっかく戦争モノとしてのモチーフがあるのにとにかく仲間がいない、群集で戦わないというのがどうにも物足りない。
逆にランボースタイルで一人で多数の敵を撃ちまくる古き良きヒーローFPSとしては、やや荒削りな感もありますが、全体的にまずまずの内容に仕上がっているのではないでしょうか。


余談ですが暗号で兵士の頭に様々なオブジェクトがくっつくモードをオンにしてプレイすると全然違った印象になって面白いですよ。ワラワラ出てきた兵士の頭に飛行機がついてて目立ちまくりだったり、結構でかいオブジェクトが平然と頭についてたりもするので、光景としても異様過ぎる。バカゲーモード?
それとミッション構成が全般的に『BLACK』によく似ていたのですが(市街戦、農場での戦い、夜の港に潜入などなど)、以前読んだ開発者の話にこのタイトルが出てきたことからも分かるとおりBLACKはこの作品の影響をかなり受けたんでしょうね。
マイケル・ジアッチーノの音楽は残念ながらBLACKほど印象的で聞き応えのあるものはなかった。


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