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バイオショック2(PS3)
シングルプレイクリアしました!
前作と違ってラストバトルは強めの敵のラッシュだけだったけど、
前作のようなこれぞラスボス!ってインパクトのある存在もほしかったかな。
終盤はダメージ反射+回復のデコイ、敵を無力化&死体を蜂爆弾化するホーネットなど、
バランスブレイカー的な強力な能力が次々出てきて、
しまいにはビッグシスターまで仲間になって戦うようになり戦闘はますますカオスに。
NPCは予定通り全員生かした、ギルは録音による本人の言葉もあってちょっと迷いましたが…。
シンクレアは予想してたのと違ったキャラで逆に意外だったな。てっきりア○○○ポジションかと…。
エンディングは前作ほどあっさりしすぎた感もなく、かといって長すぎずで、内容も悪くなく。
(前作はスタッフロールすら流れずムービー後いきなりタイトルに戻る味気なさだった…)
謎の多いリトルシスターにまつわるエピソードが色々と体験でき、まずまずの満足度でした。
全体としては新作というより拡張シナリオパックという感が強い内容ではありましたけどね。

終盤でリトルシスターを操作するパートは前作にないちょっと面白い要素。
リトルシスター視点だとラプチャーが内装から様子まで全然違って見える。
荒れ果てたラプチャーが美しく平和な楽園のような場所に見えているようで、
彼女達が危険な場所にいる割に妙に楽天的だったのは、
見えてるものが全く違うせいだというのがよく分かります。
他に前作にはなかった海中散策など、思ったより目新しい要素もあって演出面も楽しめました。


残念なのはマルチプレイ、日本版の隔離鯖ではやはり人が全然いなくて遂に一度もプレイできず。
過疎っているというレベルではない、人が本当に「いない」のです。
何度も繋いでみましたが、これ以上粘っても無駄っぽいのでここでひとまず諦めることに…。
部屋立てて待ってたら1人来てくれたのですが、2人ではゲームが始まらないので結局無駄に…。
せめて2人からでも始められるモードがあれば。
私は基本的にシングルプレイ派だし、バイオショックはシングルのストーリーがメインだし、
過疎っているという事前情報は聞いて分かった上で買ったので、まあ諦めもつきますが。
一度もプレイできないってのは残念だけど、シングルが楽しめたので十分です。
…やはりマルチプレイゲームは日本隔離じゃキツイだろうな…。


というわけで、
以下まとめレビューです。
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エースコンバットX(PSP)

最高難易度ACEでクリア、SPミッションもACEでクリアしました。
ACEは基本的にミサイル1発で落ちるのでアナログパッドでの
急な操作がやりにくいPSPではかなり難易度の高いミッションもありましたが、
これまでのシリーズで培った積み重ねもあって対処はしていけるレベルでした。
対地と対空、両方必要なミッションではどちらの特殊兵装を持っていくかがポイントですかね。
最近の作品では対空重視で持っていくことが多かったんですが、今回は地上物が結構強いので、
高難易度ではミッション攻略(TGT破壊可能な兵装)優先で選ぶのがベターでしょう。

終盤ミッションはエース部隊との激突や、おなじみのトンネルミッションあり。
M15は2種類ありますが、おそらく内容的にはM15Bが本来の”最終ミッション”でしょう。
今回は架空機「フェンリア」に乗った敵エースが一気に4機も襲い掛かってきて、
しかもステルス迷彩を使うのでまともにロックすらできないなどかなりの難敵。
地上のマイクロウェーブ照射施設を破壊して、やっとまともにやりあえるようになります。
それでもUFOかと思うような機動でミサイルを当てるのも一苦労、
フェンリア以外の通常敵機も手強い機体が揃っており、ACEではかなりの難易度。
アナログパッドの操作性に四苦八苦しながらなんとか全機撃墜すると、
更に基地内にいる最後のフェンリアを逃げる前に破壊し食い止めなければならないという事態に。
トンネル内でのドッグファイトという珍しくも困難なミッションをこなし、
最後に無事脱出できればクリア!携帯機だというのに随分無茶をさせるものだ…。
やり直しもキツイので「6」にあったチェックポイント制があると良かったな。

全ミッションクリア後のお楽しみ、SPミッション
ゼロにあったモノと似ていて、次々に飛来する敵戦闘機を全機撃墜すればクリア。
地上物や山などの障害物は一切なく、広々とした砂漠MAP上空で
純粋に戦闘機VS戦闘機のドッグファイトになります。
しかし今回の敵は全て架空機体!動きがかなりよく耐久力も若干高いので倒すのに苦労します。
最初のうちは良いのですが、カリバーンあたりから機動性がハンパなく上がり、
最後はレーザーを撃つファルケンまで4機も出てくる始末。
最上位架空機のスーパー特殊兵装なしでのACEクリアはかなりの難易度になるでしょう…。

最上位の架空機はSPミッションなどをクリアすると手に入ります。
レーザーが強力なファルケンと、最終ミッションにも出てきたフェンリア。
フェンリアは性能は高いものの通常ミサイル搭載数が少ないというハンデがありますが、
かわりに超強力なLSWM(長距離衝撃波弾頭ミサイル)を使うことができます。
これはグレイプニルが発射するミサイル同様広範囲に衝撃波で大打撃を与えるもので、
要はゼロでモルガンが使った核ミサイルもどきと同じ様なモノ。
ただ2発しか使えないなどかなり調整は受けている模様。それでも十分強すぎますが…。
フェンリアはカスタマイズできないというハンデもあるためモルガンほど万能ではないかな。

とにかくこれでACEオールクリア、一区切りついたということで
以下まとめ・感想です。
メタルギアソリッド3(PS2)

本編クリアしました!
ムービーや無線会話で容量使って本編は短いのかと思ってましたけど、
いや~思ったより全然長かったですね。
まだ先があるのか!?の連続で、結構なボリュームでした。

実質的なラスボスとなるザ・ボスとの戦いは
花畑の中で身を隠し、敵の裏をかいて攻撃する実にステルスゲームらしいボス戦。
ここまでほとんど使い道のなかったスノー迷彩、まさか一面の白い花畑での決戦で利用するとは。
スネークの師でもあるボスはスネークと同等かそれ以上のCQCの使い手、
下手に接近するとCQCで手痛いダメージを受けることも。
しかし「!」マーク時にCQCボタンを押すとカウンターでボスを無防備にできたりするので、
ボスが行くぞ!などと言って走ってきたらあえて待ち構えてカウンターを狙ってみるのも有効。
10分という制限時間の関係上、ステルスを駆使してじっくり攻めていると
時間がなくなりやすいので、積極的にCQC返しを狙っていく方が効率的かも。
ザ・ボス戦では何故かカメラ位置が固定なのは不満。
ここまでずっと3Dカメラが使えたのに何故ここだけ?周囲の索敵が重要な場面だけに余計目立つ。

ザ・ボスを撃破すれば脱出~エンディングヘ突入。
脱出時にオセロットとの最後の決闘イベントがありますが…。
適当に左側の銃を拾って撃ちまくったら弾を外すデモが出てクリアになりましたが、
あんな感じで良かったのかな?
オセロットは後の作品でも出てくるキャラらしいのでどっちにしろ殺せないだろうし。

エンディングではEVAの正体と、ザ・ボスに関する驚愕の事実が明らかになります。
まさか、最後の最後でこんなドンデン返しが待っていようとは…。
涙なしには語れないような衝撃の真実!
しかし真相を知ってから考えるとここまでの展開の辻褄がピタリと合うような気もするし、
この後のスネークの人生が大きく変わっていったのも納得がいくと思います。
全ては仕組まれたことだったんだなぁ…。


――以下、クリア後の感想まとめ。

PSのロボットアクションシューティング『ウルフファング』を偶然見つけたので購入。
以前探しても見付からずゲームアーカイブスで手に入れようかと考えていたのですが、
パッケージ版が手に入るのであればこちらをと思い買ってみました。
買ってしまってからアーカイブスでも良かったかな?と思わなくもないのですけどね。
PSPなら気軽に、ディスクやハードのセッティングなしで遊べるし。
まあ基本は所有欲を満たしたいパッケージ派なのでこれはこれで良いのですが(笑

同じ系統のゲームでいうと昔「ガンハザード」にハマって、
似たようなゲームが出ないか探していた経緯もあるため、
ガンハザードと比較するような形でちょっと感想を。

操作感覚はガンハザードに比べるとちょっと軽めですかね。
ガンハザでこだわりまくってたロボットの稼動部ギミックのディテールなど、
細かい部分の動きがあそこまで詳細に描かれておらず、そのせいかやや重量感が物足りないかも。
その分ロボットの動きや操作性は軽快ではあるのですが。
射撃方向制御も前方と斜めの2方向単位でしかできず、
当然といえば当然なんだけど全体にアーケードライクな作り。
敵の出現の仕方や攻撃なども相まってガンハザライクを期待していると、
大分違った印象を受けるかもしれません。

自機は4×4×4種類のパーツの組み合わせでロボットの形状や性能が決まります。
BODY<ホーミングミサイル・エレクトリッガー・フレイムランチャー・グレネードランチャー>
ARMS<ナックルショット・ビームソード・アイアンクロウ・パイルバンカー>
LEGS<2脚・ホバー・4脚・6輪>
どれも大事ですが、脚部は操作性に大きな影響を及ぼすので特に重要。
脚部には猟兵(説明書に「仲間」と書いて「タフガイ」とルビがふってあって笑える)
を乗せることができ、2脚とホバーは2人まで、4脚と6輪は4人までと
火力に多少差が出るのでその辺も考慮して選ぶ必要があります。
ちなみにパーツの組み合わせごとに固有の機体名が存在します。
全て漢字2文字で、蒼龍・白虎など全64種の組み合わせ全てに個別の名前あり。
ゆえに、攻略の話題になると機体名別に語られる…なんてこともあるそうです。
…とはいえ全64種類といっても所詮は数字のマジック、
ゲームでよくある水増し手法で実感できるほどバリエーションはない印象で、
実際の選択肢の幅はグラディウスシリーズなんかとほぼ同じくらいだと思って差し支えないかと。
使える場面が限定されがちなパーツもあるし、選択肢の幅はもう少しほしかったところではある。
ただ多すぎると把握しづらいので、種類を絞ったところはやはりアーケードライクな作りか。

メイン武器はパーツとは別で、バルカン・クラスター・グレネード・レーザーの4種類。
基本は攻撃範囲と連射力の高いバルカンで、あとは武器アイテムを取ると変更できます。
武器アイテムはショットを当てると切り替わってほしいものになったら取る、
という方式のため敵を撃ちながらだと取り難いのが悩み。
狙った武器にしてから取るという方式もそもそも面倒なので、ここはもう一工夫ほしかった。
レーザーやグレネードなどクセの強い武器が多いので余計にそう思う。

ゲーム進行はオーソドックスな横スクロール型アクションシューティングで、
ロボットを操作してザコを蹴散らして進み、最後に出てくる巨大なボスを撃破すれば面クリア。
3面・4面は分岐があり、両方HARDを選べば自ら敵本拠地へ向かう展開、
EASYルートを選ぶと本隊の支援に回る形になるなどストーリーにも影響を及ぼします。
ゲーム中ドムそっくりのロボットが出てくることがあり、
これがなかなか手強く中ボス的・プレイヤー機のライバル的な位置付けと言えます。
OPムービーにもドムが出てきますが、こちらはまんま「黒い三連星」でした(笑

ロボットのライフがゼロになるとパイロットが飛び出してくるのには笑ってしまった。
パイロット状態だとさすがに弱いけど、当たり判定が小さいせいか意外と長く生き残れることも。
その状態でパワーアップを3つ取ればロボット復活できます。大抵その前に死ぬけど…。
ロボットは大きめに描かれているだけにあたり判定も大きめ、後半のボスの攻撃など結構キツく
すぐやられてしまうこともあるため、もうちょっと調整してほしかった感も。

PSモードではステージ間のデモにボイスがついているのですが、
ボイスオンだとデモを飛ばせないのが欠点。
オフにすると飛ばせるのですが、オンでも飛ばせるようにしてほしかった。
家庭用ならではのオマケ的なものもあまりないのですが、
オプションはそれなりに充実しているし、
PSモードでは2段ジャンプができるようになって操作性が向上するなどアレンジは良好。
アレンジするなら上述の武器の取得に関してもアレンジがほしかったところではあります。
パーツももう1~2種類ずつくらい増やしてほしかったですね。

アーケードで遊ぶには少々難易度高いと思いますが、
家庭用ならその辺は気にせず、自分好みにカスタマイズしたロボットで
気楽にプレイできて良いのではないでしょうか。


▼PSゲームアーカイブスで新たに2本購入。
以前から欲しかった『闘姫伝承』と『サンダーフォースV』をゲット。
格闘にSTG、とジャンル的に容量をあまり喰わないタイプかと思えば
この2本は意外に容量があり、特にTFVは400MBオーバー!
落とすのに思いのほか時間がかかってしまいました。

――PSPをしばらく使っていて思うのが、
DSに比べてハードの作りの面で不便に感じる部分が多いということ。
例えばDSは充電しながら遊んでもコードが邪魔にならないように上側についているのですが、
PSPは右手が当たるような位置についていて、充電しながら遊ぶと邪魔になってしまいます。
またメモステや無線LAN、電源のランプが本体を持つと手で隠れてしまうような位置にあるのも
なんでわざわざそんな位置にあるのか理解に苦しむ。
電源スイッチはスリープになった時と電源が切れたときの区別がしづらく、
また右手で持つ位置にあるためうっかり電源スイッチを入れて
ゲーム中に切ってしまうことも稀にだがある。
全体的に作り手の都合優先で、使い手のことを十分考えてないなぁ…と思う部分が結構あります。
この辺は任天堂とソニーの積み重ねの差…なんでしょうかね?


★闘姫伝承~ANGEL EYES~(PS)
キャラクターが女性オンリーの2D格闘ゲーム。
ホーミングジャンプというシステムがあり、これを使うと一瞬で間合いを詰められるなど、
一見するとアルカナハートの走りのようにも見えますが、
実際手に入れてプレイしてみると本質は大分違うように思えます。

とにかくキャラが濃い!
デザインも所謂萌え系とは一線を画し、ハッキリ言ってどれもこれもイロモノ揃いです。
ゲーム中もどういうわけか2Dキャラと3Dレンダリングキャラが入り乱れて戦う異様さ、
これはギャルゲーというより”バカゲー”に近い。
一発のダメージも大きめで、バランス面の大味さもバカゲー度を更に押し出してる。
今で言う”世紀末系”、なんと即死コンボがほとんどのキャラに実装されているほど。

こうした大味さとホーミングを利用したスピーディなゲーム展開、
2段どころか4段ジャンプまで可能なダイナミックな空中戦など、
独特の味付けが一部で大ウケしたようで、対戦格闘としてマニアックな人気を誇っているようです。
実際ホーミングを多用した戦いはプレイヤーの目がついていけなくなるほどのスピーディさ、
アルカナのホーミングがややもっさりして感じられた自分には
これくらいの方が面白味や迫力があって良いと思うのですがね。

PS版はストーリーモードがあるのですが、出来はちと荒い気がする。
話を読み進めながら5戦ほどこなせばクリア、しかし最終戦の難易度が高すぎる。
最終戦のCPUは基本性能がこちらより高いケースが多いうえに、
昔の格ゲーにありがちな超反応で技を返してくるので非常にキツイ。
特にアーケードモードラスボスの大天使が最終戦で出てくるシナリオは投げ出したくなる難易度。
ただでさえ大味なゲームバランスのうえに大天使の性能がチート級、
攻撃力がバカ高いのに加えリーチがダルシム並みとあって、手も足も出ないこともしばしば。
せっかく追加されたストーリーモードがクリアできないのでは本末転倒ではないか…。
アーケードモードと違いオプション設定で1本勝負&制限時間15秒などを設定しても
ストーリーモードには反映されておらず、逃げ道や救済措置がないのもいただけない。
まあ、ストーリーはバカゲーらしく大した内容ではないので
無理して見るほどでもないのだが…(苦笑
しかしここはキャラやストーリーを楽しみたい人のためにもう少し調整するべきだった。

ストーリーモードのために加えられたと思われる設定や話の内容は蛇足的な部分も多く、
女性ばかりの作品ということで百合的な要素もちょっと期待していた筆者としては
レイカのシナリオなどは少々残念な内容だった…。
というか、正直ストーリーモード自体が蛇足だった感が強いのですけど。

期待とはちょっと違った感もありますが、まあずっとやってみたかったゲームなので
胸のつかえがとれて良かったという思いがあります。
今は格ゲーはあんまりやりこまない方ですけど、対戦ももし機会があればやってみたい。


★サンダーフォースV パーフェクトシステム(PS)
かなりレアでプレミアのついているタイトルのようですが、
ゲームアーカイブスで安価に配信してくれたのは嬉しい限り。

内容はオーソドックスなスタイルの横スクロールSTG。
特徴といえばやはり武器チェンジシステムと、オーバーウェポンでしょうか。
取得した武器はいつでも任意に切り替えられる方式で、
場面に合わせた使い分けが重要になります。
といっても実際に使うのが使いやすい武器に偏りがちなのは、致し方ないところですかね。
高性能ホーミング弾を連射する「ハンター」の使い勝手が良いです。
ただミスすると武器を失いますし、使い分けが大事な局面も結構あるのですが。

オーバーウェポンはオプションであるクローの耐久力を消費して
強力な攻撃を行うもので、モノによってはボスを瞬殺するほどの威力を持つものも。
こうした強力な攻撃はゲームが大味気味になる可能性もある一方で、
ボスを圧倒的な攻撃力で捻じ伏せる爽快感を生み出すのにも成功していると思います。
難易度はそれなりに高いゲームなので、キツイ避けを長時間強いられるよりは
ある程度短い時間で決着をつけられる手段が用意されているのは良いかと。

ゲーム展開は、他のSTGやSF、ロボットアニメなどによく見られる設定や展開を
少しずつ取り入れて上手くスタイリッシュにまとめて上げているといった印象。
正直それほど驚くような展開はないのですが、AIの反乱に始まり、
支援ユニットとの合体&パワーアップや大気圏突破、電脳世界へのダイブなど、
この手の作品に”ありがちな展開”の見せ方はまずまず面白い仕上がり。
またエンディング後に見られる演出”ラストレター”などは非常に秀逸。
良質なBGMのおかげもあって自然と引き込まれるような作りにはなっています。

PS時代の3Dポリゴンを導入したSTGによくある欠点、
画面の見づらさ…弾が背景に同化して見づらい・敵や障害物が見分けづらい、
といった短所はこのゲームにも結構目に付くレベルで表れてしまっています。
これはレイストームのように家庭用で多少見やすく色を変えたモードを入れるとか、
もしくは弾の色をオプションで変更できるようにするとか、アレンジがほしかった。
見栄えを多少犠牲にしても見易さを優先すべきところなど、
今ほどセオリーが確立されてなかった時代であっても分かりそうな気がするのですが…。
何しろ本作はSSからの移植作なので、SS版の時点での欠点は把握できていたはず。

STGとしてはその場復活&戻りコンティニュー方式なのが初心者にはちょっと辛いかな?
残機がある限りはその場で復活できますが、コンティニューするとステージ最初からってのがね。
せめて中間地点から再開とか、もう少し救済措置がほしかったところ。
といってもそれはノーマルモードでの問題、
難易度選択でキッズモードを選べばクリアするだけならさほど問題ないレベル。
キッズとノーマルの難易度差は結構大きいです。

クリア後はタイムアタックにも挑戦できますが、
制限時間がキツくてこちらはキッズでもクリアするのがなかなか難しい。
STG好きならやりがいのある難易度といったところか?
制限時間はとりあえず初心者でも一通りクリアできるくらいは余裕がほしかったところ。
あとタイムアタックにボス出現時や形態変化の冗長な演出はいらない。
多少のインターバルはあった方がいいけど、本編と同じ出現演出はテンポを崩し気味。
サガ2 秘宝伝説 GOD(DS)

1周クリアしました!!
終盤でパーティ強化や亡者の闘技場、魂の暗域攻略をしてたら結構時間がかかってしまった。
モンスターは狙いどおりタイタニアに変身、GB版と違い耐性が弱いけど
変異種だったのでヒールなど便利な魔法を持っていてまさに理想的なモンスターに。
昔からラスボスが○すべてだと勘違いしている人が多いのですが、
ラスボスは炎・冷・雷の3属性は普通に効くのでフレア以外の攻撃魔法も役に立ちます。

万全の体制で挑んだ最終防衛システム、まさか3形態以降があるとは…。
スターバスターの威力はやや落ちていますが、
とにかくしぶとくて持久戦に持ち込まれるので意外とキツイ。
ボスがやたら堅いのは最近のサガの傾向の1つですが…冗長気味になるのでどうかと思うな。
DS版のラスボスはポジションチェンジも加味すると5~6形態くらいある計算になるのか?
GB版では2体いるうち1体は女神一人で相手してて、
よく一人で勝てるなと思っていたものでしたが、DS版では展開が異なっていて
最後の最後にまさかの合体!!人型になったあたりで読めた展開ではあるけど…。
スターバスターがダブルになってもあんまり威力が上がってないのは拍子抜けでしたがね。

エンディングは原作通りで台詞も映像も、エピローグも変わらず。
EDはミューズやモイライ関係も特に何もなく、ちと寂しい感じも。
ま、下手な付け足しをされるよりはオリジナルに忠実ということで良かったのかもしれないな。

ボスとしてはラスボスより完全体アポロンの方が厳しかったかな?
2周目に更に強いボスが追加されたりする可能性は高いですけどね。
あと竜神を倒し忘れていたので倒したら竜槍ロンギヌスをゲット。
攻撃力が×16だったけど15より上があったとは。16倍武器が最強?
(ちなみに倒すと竜鱗の兜もくれます。他にも入手機会があるアイテムですが。)

クリアデータ保存で引継ぎ要素があるのですが、プレイヤーノートの引継ぎはいらないと思う…。
あの手のメモは進行状況のチェックに使えないと逆に不便でしょう。
特にサブイベントは引き継がれてしまうとどれをクリアしてないのか分からなくなってしまう。
これではメモの意味が無くなってしまいます。
あ、連携マスターの引継ぎがあるのは良かった。というかメモ引継ぎはこれだけで良かった。

というわけでDS版サガ2ひとまず終了です。
最終的にチーム称号は「相思相愛」、百合百合なパーティでクリアしました(笑
しかしクリアしても結局発生条件の分からなかったサブイベントなども結構ありましたし、
2周目は攻略本を手に入れてから、それを見ながらまったりとやりたいですね(笑


・1周終えての感想
感想とレビューは以下つづきにて記述していきたいと思います。
ドラゴンクエストIX(DS)

やっとのことでDQ9クリアしました。
終盤の展開はまんま「ライトなメガテン」ですね(苦笑
ラスボスはさすがに多少手強いかと思ったらやっぱり弱くて全く張り合いがなかった。
とりあえずエンディングを迎えての簡単な感想でも。


・ストーリー、キャラクター
これは予想していたよりもずっと良かったです。
王道的で先が読める展開が多いのはご愛嬌?
そんなシナリオでも十分感動させられる要素ももっていたりするあたりはさすがドラクエ。
中でもマキナとマウリヤのイベントはかなりお気に入り。これだけでも見る価値ありました。
ちょっと泣ける百合イベント…という見方もできなくもない?w
エンディングもあっさり気味ですが別れ際に切なさを感じさせる内容でなかなか良かったですね。

しかしゲーム中のイベントの起承転結の文法が全て同じ、本当に全く一緒なのには閉口するかも。
基本の流れは、事件発生→おつかいでたらい回し→ダンジョンへ→ボスを叩き殺す→解決。
このゲームでやることと言えばホントにこれ一辺倒です。
こういう単純構造になったのはおそらく、マルチプレイが絡むと複雑なイベントができないからでしょう。

キャラクターもシナリオ同様、特に悪い印象は受けませんでした。
初見の印象が悪かったキャラもイベントを経てちゃんと良い方向へ向かっていきますし。
色々言われてるサンディですが、ハッキリ言って全く気になりませんでした。
初見でこそギャル語のインパクトがかなり強いのですが、堀井さん中盤あたりからギャル語喋らせるの忘れてませんか?w後半なんか普通に喋ってることの方が多かった気がする。
イベントの度に登場して様々なリアクションを見せるキャラなのですが、サンディの作中での立ち位置は基本狂言回しで、これは『大神』におけるイッスンとほぼ同様のキャラ・位置付けで、イッスンも当初はうざかったものの旅が進むにつれていい相棒となっていったキャラで、事前にそういったキャラに慣れていたおかげもあってかサンディについて特別嫌悪するようなことはありませんでしたね。
特に今回のような味方が喋らないゲームでは代わりに話を回していくキャラは必要でしょう。
人死にが出ているイベントなどで空気読まずに喋るところとかもありますが、彼女はそもそも人間に対しては傍観的な立場というか、どうこう言うところを超越した位置にいるはずですから。

ただ彼女の存在感が強いおかげで、イベントのたびに姿ごと消される仲間キャラの存在感がなさすぎってのはちょっと寂しいな。
仲間が喋らないでついてくるだけなのは「3」方式と考えれば別に気になることはないです。
むしろ下手なキャラ設定をされたりベラベラ喋られるくらいなら黙っててくれた方がいいか。


・グラフィック、サウンド
事前に公開されていたスクショはDSにしては綺麗だな…と思っていたのですが、実際プレイしてみると意外に荒く汚い。
スクショは所詮宣伝用に見栄えの良いもの、開発機の高解像度映像などを抜き出したものだったのだろうか。
それでも背景なんかは見慣れればどうというレベルでもないし、場面によっては見せ方を工夫してそれなりに綺麗に見える場面もあります。

一番の問題はやはりキャラクターのグラフィック・3Dモデルが荒いこと。
つよさ画面でのキャラクターモデルくらいは頑張って欲しかったがやっぱり荒い。
イベント画面でキャラがアップになった時などは特に荒さが顕著で、セントシュタインの姫など3Dで美人のはずなのに顔の造形が変に平面的でかなり残念なことに。
手が四角なせいかサンディの驚いてるポーズなんて腕の先がないみたいに見えて、慣れるまで凄い違和感だった。
ロマミン並みに中途半端な等身とモデリングは、正直見栄えは悪いが性能を考えればこんなものか?
荒さを除いて考慮しても、キャラクターの見栄えははっきり言って悪い部類。変に子供っぽい感じにも見える。
もうちょっと、せめてドット時代のような味わいが欲しかったが…。
しかもこの程度のグラでもパーティが4人になったり敵が多いと処理オチしたりカクつくのは悲しい。

個人的にはOPアニメ並みの画質やキャラグラの世界でプレイできたらどんなに素晴らしかったか。あの映像世界でキャラカスタマイズ要素を実現できていたら…と心底思います。
ナンバリング最新作よりゲーセンで稼動してる子供向けのDQカードゲームの方が、グラの美しさでも、トゥーンシェーディングを駆使した鳥山キャラの再現度の高さでも、遥かにドラクエらしい出来栄えというのがなんとも皮肉。

サウンドは可もなく不可もなく。悪くはないがドラクエならではのすぎやま節に期待していた身として物足りない、耳に残るようなサウンドがなくあまり印象に残らないというのは残念。
効果音(ザッザッザッとか、レベルアップとか)がそのまんまなのは嬉しかったけど(笑


・システム、バランス
ゲームバランスはクリア時点までで言えばはっきり言ってヌルイです。
ドラクエといえばバランス的にはややシビアなギリギリの線を常に保って展開していくイメージでしたが…。
キャラカスタマイズ(着せ替え)で好きな恰好をさせられるようにこんなバランスにしたのか、DSのライトユーザー層に配慮したのか…おそらく両者の意図はあったのだと思いますが。
ただ後半になると「つうこん」を連発する敵がやたら出始めて大打撃を受けることが増えてきます。
基本的に防ぎようがなく呪文で軽減するか運良くガードでも出来ない限り大ダメージを受けるため、普段のヌルめのバランスと比較して妙にちぐはぐな印象。
後半の敵やボスにつうこんを連発させることでダメージを増やして無理矢理バランスをとろうとしているのか、ドラクエらしからぬ大味なバランスになってしまっています。
それに加えて補助呪文の効果が高かったり、テンションで大ダメージを与えられるところなど、ますます大味に。

避けやすいシンボルエンカウントや、ダンジョンにギミックがなかったりマップが最初から表示されているのは賛否あると思いますが、コマンドRPGにおける面倒な探索がかなり軽減されて遊びやすかったので個人的には割と良いと思えました。ターン制コマンドRPGは長く続くとどうしてもダレてくる時期があるため、テンポよく進められると大分その辺が緩和されます。
ただ本作のマップは基本的に単調で浅いダンジョンばかりなので良い面と相殺されて結局ダレてしまうのが本末転倒。こうしたマップ構造もマルチプレイ化の弊害の1つですね。
ボスまで敵回避しまくっての到達も可能なため、ドラクエらしからぬヌルさにも繋がってしまいます。
ギミックに関してはもうちょっとくらいあっても良かったかな?あまり面倒ではなく仕掛けとして面白いものを…と思いますね。

バランスのヌルさと逆行するかのように転職・スキルシステムは非常に面倒。
これのせいでシンプルイズベストなドラクエの良さが失われつつあるように思えます。
転職自体は3でも親しんだので良いかと言えばそうでもなく、呪文が完全に職業別になっているためいまいち使いにくくなってしまっている気が。
特に変に感じるのは呪文に関して上級職が完全に上位互換になっておらず、下級職で特定の職業に集約されていた呪文が上級職では分類化されたというよりただ単に色々な職にバラけてしまっていること。これのせいで賢者が使いにくい…。
上級職なんだからより多くの呪文を使えてもいいはずだし、そもそもスキルを忘れないのになぜ習得した呪文を忘れる!?
WIZなんかに代表される一般的な職業・クラスの概念と完全に真逆を行っています。
個人的にはスーパーキャラを作れるようなシステムでも一向に構わないと思うのですが(作るにはそれなりの労力をともなうわけなので)。
これはやはりマルチプレイで各職業に活躍の場を与えるための調整でしょうかね。

一方、スキルシステムはどうも根本的にドラクエに合わない気が。
個性的な「とくぎ」があるのは一向に構わない。一番の問題は”SP”制の方にある。
このSP制がプレイスタイルを縛り、かえって戦術の幅を狭めてしまっているようにも感じられる。
せっかく膨大な武器があるのに、結局特定の武器しか使えなくてもどかしい感じがするんですよね…。
後半のバランスが大味になっているのもスキルの取捨選択が人によってまちまちになるせいでしょうか。

システム面はなんか全体的にFFっぽくなったな、という印象がします。(禁句?)

取得経験値がレベルが高いほど多いというのもマルチプレイ前提でのバランスですね。
経験値の本来の意味を考えると変ってのもありますが、シングルプレイでやる分にはレベルが上げ難くなってやりづらいだけ。

そもそも何故シングルとマルチを同じ設計・バランスにしているのか?
分ければ済む話ではなかったのか…。

それらとは別の不満点としては、新しい呪文のネーミングセンスなどがドラクエのセンスじゃないとかいうのも気になる点です。マジックバリア、ディバインスペルなんてもはや「呪文」ですらないのでは?


・クエスト、宝の地図
発売後一年間のクエスト配信を謳っているが、ただのアンロックなわけだし、実際のところはゲームの寿命が延びるというより、ゲームプレイがただただ間延びしているだけ。
ボリュームが増えている感じは全くなく、まさに姑息な水増しの代表格がこのクエストでしょう。
クエストの内容も作業プレイを強いるものばかりで楽しくない。

クエストの同時受注制限が8件までというのも少ない、同時多発的にクエストが発生するうえに内容によっては2度手間、3度手間になってしまう可能性もあり、それで条件が厳しいものだったりするとげんなりしてしまう。クエスト受注数は上限をもっと増やすか、いっそ上限を設けない方が良かった。

宝の地図はハッキリ言って潜ってみてもあまり面白いと思わない。
レアアイテムや強敵との戦いにはRPGとして一定の楽しみも見出せると思うが…。
ダンジョンとしては本当にただ潜るだけのモノで、いかにも自動生成といった構造には当然構造的な面白味もなく単調すぎる。ホントにだだっぴろいだけで無駄に広いので階段を探すのが苦痛になってきて、マップが最初から参照できる本編ダンジョンの方が構造だけ見ればマシに思えてくる。
まだ高レベル地図をプレイしていないが結局はこれも水増しにしかなっていない印象だ。

この内容でクエストを全部こなしたいか?宝の地図を究めたいか?と聞かれれば…「う~ん……」と唸らずにはいられない。
正直、クリアまでの充実感を味わいたくてこのRPGに手を出した自分としてはとてもやってられないというのが本音。
やったところで全配信はまだ先の話、中途半端なプレイが続くだけかと思うと…。
配信ナシで一本のゲームとして完成した形で発売するか、最長でも半年くらいで配信しきってしまった方がこんな間延びした印象にならずに済んだと思う。

これらの要素もクリア後にやることがなくならないように…
つまりマルチプレイを前提としたための設計なのでしょう。


・総評
ストーリー、キャラクターは上々。
シリアスな部分もバカっぽい部分も、思った以上にドラクエらしい内容になっていて安心した。
(ぱふぱふを使うボスや、イロホンのいい意味で肩透かしなイベントとかw)
意外にダークな一面もあった過去作に比べると平和的すぎ、ご都合主義的すぎな面も見られなくもないが…。特別悪いというほどのことはない。

しかしゲーム的な部分となると、事前に言われていたほど悪くない……
と言いたかったのだが事前に言われていた悪い部分は大体当てはまっているのが困るところ。
結局このゲームの欠点というのはほぼ全てが「マルチプレイの弊害」というところに行き着いてしまう。
そもそもターン制コマンドRPGにマルチプレイ要素をつけるという時点でナンセンスだと思うのだが…。
モンハンのようなムーブメントを狙ったにしても、あちらはアクションなので根本的に違う。
開発当初はアクションRPGになる、オンラインプレイ対応になると言われていたが、そういった部分を削って残ったものがこれということだろうか。
なんでもかんでもマルチプレイをつける必要性は全く無い、むしろドラクエはシングルプレイRPGとしての完成形を常に目指すべきではないのか。
表面的な部分ばかり取り繕って、「ゲームを着飾ることに溺れている」とはよく言ったものだ(笑

その他、細かい部分への配慮も足りない。
特に戦闘のテンポがもったりしてるのは戦闘を死ぬほど繰り返すRPGとしてはまずい。
味方全体への呪文効果なんて何故一人一人順番に表示していく必要があるのか?
マルチプレイではプレイヤー一人ごとに分かりやすくするためか…結局これもマルチプレイの(略
町の作りもセーブのため頻繁に利用する教会が奥のほうにあったりと気が利かない。
そもそもセーブポイントなんて入り口にでもつけるか、宿と一体でもいいのでは?
ドラクエのアイデンティティにこだわるのも結構だが旧態依然として使いにくい部分は改善すべき。
私の場合施設が充実してるセントシュタインよりも、宿と教会が合体しててすぐ横に道具もある「ふなつきば」が常宿になってしまった。
リッカの宿で特定の施設利用のたびいちいちセーブさせられる、錬金が9個ずつしか作れない、作るたびに演出や効果音が飛ばせなくてテンポが悪いなど細かい点の不満も挙げていけばキリがない。

リプレイ性の低さも致命的。これだけクリア後にあれこれ詰め込んで尚且つセーブデータが1つしかないとクリア後の膨大なやりこみ要素の成果を投げ捨ててまで最初から行うというリプレイがしづらく、そこまでやりこむ人もやり込んでない人も「2周目はやりづらい」というのが現状でしょう。
これだと結局2周目はやらないまま売ってしまうという人も多くなってしまうのでは。
というか本来RPGはクリア後の充実よりもクリアまでの充実度で勝負すべきでは?
せめてセーブデータが2つあればこうした問題は回避できた気もするのだが。

全体的なクオリティとしてはドラクエとして見ると少々物足りない。
リメイク版「3」「4」のような充実度、満足感を期待していたのだが…。
事前に情報収集した時に一部で言われていたほど酷くはないが、実際にプレイしてみると別の問題点がチラホラ見えてきて総合的な評価はどうしても落ちてしまう。決してつまらなくはないが、プレイ前はもっと面白いだろうと思って購入を決心したゲームがこの程度の着地点では物足りないというところに落ち着いてしまっている。
これが爆発的に売れたのも結局はブランドと話題性ゆえなのだろうか。
日本のRPGの代名詞ともいえる天下のドラクエがこの程度のデキで満足して良いのか!?
…が、実はこんな作りでもDSのゲームの中ではかなり上の部の入る。
基本的にDSのゲームはあらゆる面で「浅い」ものが大半なため、これだけ色々な要素が詰め込まれたゲームは意外に希有だったりするのだ。
あくまでDSの中では、という前置きがついてしまうのが大作としては悲しいところではありますが。
グラフィックや多少のテンポの悪さ、水増し要素などが気にならないのであれば、DSをまだまだゲーム機として活用したいユーザーは一度やっておいてもいい作品ではあると思います。
逆に作業プレイが苦にならない、むしろ好きだという人なら相当長く遊べるはず。

個人的にポイントが高かったのはやはり「3」以来となるキャラクターメイキング&カスタマイズ部分ですね。
マキナ・マウリヤイベントなどの好きなイベントもあったし、ずっと気になっていたタイトルではあるので一通りプレイしておいて良かったタイトルだとは思います。

購入を迷っていた時に「もう一押し」してくれたYさんにも感謝(笑 (・ ◆ ・)


▼クリア後
ネタバレも含みつつ、クリア後についても下記つづきで少し書き綴っておこうと思います。
相棒(12・16放送分)
今回はどういう事件なのかすらなかなか見えてこない謎めいた話でした。
まあ行方不明の仮出所者は多分死んでるんじゃないかと思ってましたが…(苦笑
しかし…ラストの墓場ですっころんでた人、「こいつ誰?」と思った方も少なくなかったのでは。
まさか刑務官が犯人だったとはねぇ…。
今回も会話にヒントがあったようですが、いつもの如く完全にスルーしてましたよ、ええ(爆
途中あの女性が怪しいって気もしてましたが、方向性としては真犯人というわけではない感じもしてましたし。(それにしても井上和香って物凄く久々に見た気がするな…。)
最近この手のミスリードを誘う話が多いですね、しかもどれもデキが良くて面白いのでまんまと騙されても大満足。

そして右京さんの勇者っぷりもエスカレートしてとうとう墓荒らしまで!(笑
でも課長にツッコまれても”スレスレの捜査”って何が?って感じですっとぼけてるあたりはさすがw

さて、次回!二週のお休みを挟んで翌年くる年…(何
毎年恒例、元日SP放送決定!しかも次回は2時間半!
予告では右京さん達が京都へ!?利休?信長?一体何が?!
このところ2時間SP&長編=微妙というイメージがついてしまってるので、来年1発目はまずこのイメージを払拭するデキに期待したいものですね。


ジブリ新作「借りぐらしのアリエッティ」来夏公開 新人監督で英文学映画化
新人監督?大丈夫か?
ゲドなんとかの二の舞にならなきゃいいけど…。
声優は毎回恒例の棒読みなんですかねーw
話題性ってのもあるんだろうけど、ちゃんとした声優使えば良いのに。


Shadow Complex(Xbox360)
XBLA『Shadow Complex』をDL購入しました。
値下げキャンペーンがありますが、シルバーには関係ないので無視して購入(笑
アンリアルエンジンで作られたハイクオリティな3Dグラフィックのフィールドを、2Dアクションの視点と操作で進む新感覚アクションゲームです。
操作性も良好、オプションやチュートリアル・ヒントも充実していて和ゲー以上の親切さ。

内容は以前お試し版プレイ時に紹介したとおりの「次世代機版メトロイド」って感じですかね。
マップはステージなどの区切りはなく、広大な1つのMAPで構成されています。
その中を探索してアイテムを入手してキャラを強化したり、できることを増やして行動範囲を広げていくというのが基本です。
グレネードやミサイルでドアや壁を破壊して道を切りひらく、二段・三段ジャンプで穴や崖を飛び越える、フックで足場のない場所を渡っていく…。
パワードスーツを手に入れて強化されることでハデな演出が楽しめるのも本作の醍醐味。
中でもハイスピードダッシュで障害物をぶち抜きながら疾走する能力は楽しいです。これを利用して湖の水面を端から端まで駆け抜けるという実績もあり。

タレットを操作する場面では自分を後ろから見たTPS視点になり、敵に照準を合わせてバリバリ撃ちまくるシーンにシームレスで移行。ラスボス戦もこれを利用した戦いになっていて、本作最大級のドハデな演出を堪能できます。
敵に近接攻撃を仕掛けるシーンも、多彩かつ華麗なワザで敵をノックアウトする様をアップで見せてくれるのが嬉しい限り。パワードスーツの強化が加わると敵をワンパンチで彼方に吹き飛ばすようになり見た目にも面白すぎます。
こうした場面ではアンリアルエンジンの能力を遺憾なく発揮!

正直メトロイドはこういう方向で進化してほしかったかなぁ、という気もします。
時代の流れでFPSになったのも悪い選択ではないと思いますが…。
2Dでもまだまだできることはあったと、このゲームが証明してくれました。

ストーリーは、リストレーションという謎の組織に連れ去られたヒロインを救うのが当初の目的ですが……真相はプレイしてのお楽しみということで。あんまりヒネリがないオチって気もしますけどね。
ライブアーケード作品ということもあってかイベントシーンや会話シーンなどはやけにあっさり気味で、主人公の順応が早すぎるような気もしますが、その分テンポは良いです。ただあっさりしてる分セリフの言い回しがぶっきらぼうに感じることが多いかも。
シナリオについては一応の決着はついているものの、微妙に消化不良感も。敵組織もラスボスの口ぶりだと完全壊滅したわけじゃないっぽい終わり方でしたし、続編の予定もあるのかな?

やり込み要素も十分、広大なMAPに隠されたアイテム探しや実績、チャレンジモードが数多く用意されています。

クオリティに関しては現時点でXBLAゲーム最高峰だと思います。
下手なパッケージソフトを軽く超えるくらいの質と内容はあるといっても過言ではない。
Xbox360持ってるなら是非DLしてみて欲しい逸品です。

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